イギリス旅行一BARライフ
(これまでの私のロンドン生活 関連ブログ
→**イギリス生活:ロンドンでアパートを探す、海外自分探しの旅:英語力で人生が変わる、ブリティッシュ英語:イギリス人にとって「That’s interesting」の本当の意味とは、イギリス生活: Oh my word, I think I am British!)**
私がまずロンドンに引っ越したとき、何よりもまずオフィスでの仕事が欲しかった。朝ちゃんと起きて、6時に仕事を終えて、週末を自由に過ごすというような誰もが過ごしている生活を私もするはずだったのだ。
結局、そんな風に物事はうまく運ばず。たくさんの面接の後、私がたどりついた最初の仕事は、バーでの仕事だった。とはいってもそこらへんのバーではない。キング通りのそばの一番賑やかな場所、チェルシーの華々しい拠点にあるバーの一つであった。
それは私が選択できた最高の仕事だったと今では思う。バーを辞めて、その後1年間オフィスで費やした。そして、接客業とバーの経営を求めてまたその世界に戻ることを決めた。
バーで働くには、これまでに見たことのないものに触れる覚悟が必要。皆酔っ払う葬儀後の集まり、いろいろな人生のいろいろな話(知りたくないようなことももちろん)、飲み物やつまみ、料理に関する不満、絶え間なく続く質問攻め、お店から締め出されるほど酔っ払った人たち…なんか。
バーでの仕事は、夜も週末も働くということ、四六時中人と接すること、長時間の立ち仕事、そして、自分に何があろうとも笑顔で歩きまわる。なぜなら人はバーで楽しみたいからね。
きつい生活ってのは認めざるを得ない。自分だって時々、なんで9時6時の仕事やオフィスでの快適な椅子を、このイベントの企画やバーの経営に関わるためにやめたんだろうと不思議に思う。
だけど、その一方で皆と違う時間帯に働くよさもたくさんある。朝自分のための時間がたっぷりある。しかもそれは仕事スタートの夕方6時までずっと。別に毎日予定がなくてもいい。あと時々週末働くのだって悪くないものだ。なによりお金が貯まるし、そして海外で生活するものが避けて通れない、あの一人でいる寂しさを感じなくて済むから。
しかも、英語を使って働くことでその文化に溶け込めることができる。とにかく英語が上達する。たくさんの人に出会うことができる上、二度度孤独を感じることなく、同僚たちはあなたの家族みたいな親しい関係になってくれる・・・。
イギリスに旅行に来るときはぜひバーにも寄ってみよう。
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