ブラックフライデーとは 由来を“わかりやすく”説明!


ちょうどハロウィーンとクリスマスの間の頃、11月にアメリカでは別の主要な休日があります。

それは11月の最後の木曜日に行われる感謝祭🍗

アメリカ人はこの日、家族に感謝の意を表し、実家に帰ってごちそうでいっぱいの一日を過ごし、NFLを見て、家族と時間を過ごします。

日本でいうお正月やお盆のような感覚ですね🎍

感謝祭は木曜日なので、必然的に次の日は金曜日となり、感謝祭翌日の金曜が、ブラックフライデーとして知られています。

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ブラックフライデーは近年世界的な広がりを見せ、アメリカだけでなくほとんどのヨーロッパ諸国でも採用されています。

ブラックフライデーは、小売業者、大型店舗にとって、顧客に素晴らしいお得なセールを提供することで、年に一番の売上高を記録する、店側にとっても重要な日です。

ほとんどの人は、最初のクリスマスプレゼントを購入しはじめる瞬間でもあります。

しかし、ブラックフライデーの歴史は意外に知られていません。

実は、ブラックフライデーの由来は、あなたが思うものと少し違っているかもしれません。

ブラックフライデーの歴史

ブラックフライデーって最近できたイベントだと思っている人が多いのでは?

ブラックフライデーの歴史はなんと19世紀後半までさかのぼります!

当時、アメリカは金融危機に瀕しており、今のような週末限定のセールのような概念などはありませんでした。

そんな不況に見舞われる中、ブラックフライデーという用語が最初に使用されたのは、1869年の金融危機を説明するためでした。

この金融危機には、ウォール街の金融業者、ジム・フィスク、コービン・アベルとジェイ・グールドが一攫千金を狙い、価格を上げるために金を大量に買い、それを売って利益を得ようとしたことが背景にあります。

お蔭で金市場は暴落し、最終的に株式市場はウォール街の人々から農民まで、誰もが倒産する自由落下に送られました。

ブラックフライデーという名称の由来は?

ブラックフライデーが今日私たちが知っているようなセールの概念として初めて使われだしたのは、1961年の感謝祭の翌日、フィラデルフィア州ででした。

市内の警察官が、感謝祭の翌日をブラックフライデーという言葉を使って、表現しました。

感謝祭の次の土曜日に行われる陸海軍のフットボールの試合に先立ち、大勢の観光客や買い物客が街に殺到し、 市民に混乱を招きました。

交通渋滞を引き起こし、万引きも多発するなど、大変な一日に。

フィラデルフィアの警官は、群衆をコントールして交通を制御するためにこの日休みを取ることができなかっただけでなく、特別に長いシフトに調整しなければなりませんでした。

それ故にブラックフライデーとして説明されました。

日本では黒字に変わるから、ブラックフライデーという説もありますが、元々「警察官にとって(買い物客でごった返すため、治安を守る)多忙な一日」という由来で使われるようになったのは驚きですよね。

多くの店舗が利益を押し上げ、ホリデーシーズンでうまく儲けるため、大幅なセールを行うことから、以来ブラックフライデーは、一年に一回の最大のショッピングイベントとなっています。

アメリカでは多くの場合、小売業者は週末を通して販売を続け、次の月曜日にサイバーマンデーのセールで締めくくります。

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ブラックフライデー中のお店の営業時間

ブラックフライデーの開店時間は、多くの小売業者が早朝に開店するため、通常より開店時間を長くすることがよくあります。

‘Opening hours from 4.00am to 10.00pm’ (午前4時から午後10時までの営業時間)」は、よく聞かれるブラックフライデーのフレーズです。

大きなセールの日を延長できるので、お店は金曜日だけにセールを制限はしたくはありません。

そのため、ブラックフライデーに「週末」という用語を交え、「Black Friday Weekend(ブラックフライデーウィークエンド)」と表現自体も変貌を遂げていきました。

感謝祭の週は通常、土曜日と日曜日にも休みが適用されるので、伝統的に労働者は休むことができる日でした。

そこで、ブラックフライデーウィークエンドも、金曜から日曜まで、または店がサイバーマンデーのオファーを行う翌週の月曜までを意味することが多くなりました。

ショッピングで使える英語フレーズ

買い物客がお店の店員さんに聞きたいことがあれば、使えるフレーズがあります。

まず質問を始める前の定番フレーズは、「Excuse me.(すみません..).」

次に、在庫があるか確認できるフレーズをご紹介しましょう。
‘Do you have any…? (〇〇がありますか?)」
‘Do you sell…?’(〇〇は販売していますか?)」
‘Where can I find…? (〇〇をどこで見つけられますか?)」
‘I’m looking for… (〇〇を探しています..)」は、ブラックフライデーでも活用できる用語ですが、 買い物をするときいつでも使うことができます。

日本でもお店の人に話しかける時って「すいません、〇〇ありますか?」で質問することが多いので、文化やマナーとしては同じですね。

例を見てみましょう。

‘Excuse me, do you have any socks?’  (すみません、靴下はありますか?)」
‘Excuse me, do you sell hair bands?’(すみません、ヘアバンドは売っていますか?)」
‘Excuse me, where can I find the shampoo?’ (すみません、シャンプーはどこにありますか?)」
‘Excuse me, I’m looking for the trouser department? (すみません、ズボン売り場を探しているのですが?)」

最後の質問は、疑問形になるので、文章の語尾のピッチが上向きになります。

購入時に交渉で使える英語フレーズ

ブラックフライデーでのショッピングをさらに有意義なものにするために使えるフレーズをご紹介します。

「‘Have you got anything cheaper? (何か安いものはありますか?)」は、自分向けのものや日用品を選ぶときによい質問です。

「 ‘Do you stock this item?’(この商品は在庫がありますか?)」では、探しているものが見つからないときに使えます

「‘Do you know anywhere else I could try?’ 他に在庫があるお店をどこかを知っていますか?」というのは、お店で購入したい商品を販売していない場合、お店の人が親切なら助けてくれるかもしれません。

購入時にレジで使うフレーズ

購入したいアイテムを決定したら、試着後などであればI’ll take it,’ (これ、買います)と店員さんに意思表示をしましょう。

次に聞く質問は 「‘Where can I pay for this item?’(この商品をどこで支払うことができますか?)」は、私たちをレジに案内します。

家具など大きなアイテムを買ったときは、持ち歩く必要があるかどうかを判断するのに「 ‘Do you deliver?’ 宅配サービスはありますか?」と聞くと便利です。

店によっては、地球を汚染するビニール袋の数を減らすことを目的としており、袋に入れてもらえないこともあります。

複数または持ち運びが難しい商品については、「 ‘Can I have a bag with that/those, please?’  (袋をもらえますか?)」と店員さんに言います。

広告で使える英語表現

ブラックフライデーの大事な日がやってくるまで、買い物フレーズだけでなく、一般的にショッピングで使用される多くの広告および小売関連用語も覚えておきましょう。

Guarantee
「保証」を意味し、良い売り手が使う言葉です。万が一故障したり機能しなくなったりした場合に、購入時に提供される保証があることを意味します。

Money back guarantee
「返金保証」とは、販売者が購入に欠陥があった場合に購入の費用を返金することを保証することを意味します。

Extended warranty
「延長保証」とは、購入を検討している商品の品質を納得させるために、法的に必要とされるよりも長い保証が商品に付属することを意味します。

例えば英国では、商品によっては法定保証が付いていることもあります。

消費者の視点に立てば、購入されるものはそれが売られた仕事をしなければなりませんよね。

変われた商品はきちんと機能すべきです。購入時に損傷していないことが保証されていることが大切です(宣伝されている場合を除く)。

ブラックフライデーは、売り手にとっても買い手にとっても重要な勝負の時です。

掘り出し物を入手するだけでなく、英語を学んでいるのであれは、その日の準備に耳を傾けるショッピング用語やフレーズに注意を払いながら、海外サイトにも目を向けて、英語を練習していきましょう!

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