英語学習とスポーツ選手になることは似ている?


2012年に私の地元ロンドンでオリンピックとパラリンピックが開催されました。各国から集まった選手たちが、トップに立とうと懸命に競技をする姿は本当に感動的なものでした。

さて、世の誰もがスポーツ好きとは限らないことを私は知っています。けれども、英語を学ぼうとするなら、一流のアスリートから学ぶべき重要なことがいくつかあります。

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1. 練習、練習、そしてまた練習。

英語に関する知識を持つことは大事ですが、自然に話したり英作文を書いたりするためには実際にやってみることがもっと大事です。私の近所のパブにも、残念ながらビールを飲んでサッカーを見ているだけの運動不足の男たちが大勢います。彼らはサッカーの知識はたくさんあっても、実際にはサッカーをしないので競技はうまくはありません。同じように、世界中の英語の教科書をすべて読んだとしても、実際に会話の練習しなければ話せるようにはなりません。

2.練習の中で、困難を覚える時期がある。

語学を懸命に学んだり、あるいはスポーツに励んだりするうちに、練習がとてもきつくなり、やる気が出なくなる時がきます。このような時に大切なのは、総体的な目標を設定することです。競争で金メダルをとるとか、講演で重要なスピーチを英語で述べるとかいったことです。同時に、毎日の練習の中で、走るスピードを1秒縮めたり、現在完了形をマスターしたりといった小さな目標も大切です。

3. すべての努力は、最後に報われる。

一流のスポーツ選手になるには、長い時間と大変な努力が必要です。語学を学ぶときも、それと同じことが言えます。成功は瞬時に得られるものではありません。しかし、目標に到達したときの報酬は素晴らしいものです。外国語で流暢に話しをし、ビジネスや日常生活の中で一つ以上の言語を扱うというのは特別なことで、それは努力に値します。

残念ながら、努力なしに得たものは私たちを満足させません。ですから、私はパブで座ってサッカー選手の活躍を見ているより、栄冠を手にするアスリートになりたいと思います。

あなたはどうですか?そして、あなたのスポーツヒーローは誰ですか?その人のようになるためにどんな努力をしていますか?

Wil Procter

Photo Credit: keith ellwood | Flickr