ネイティブみたいに英語のつなぎ言葉をうまく使ってみよう!


英語がネイティブのように話せるようになりたいなぁと皆さん思って日々オンライン英会話で英語を練習していますよね?正しい文法できっちり話すことも大切ですが、それだと実はただただ文章を読んでいるように聞こえてとっても不自然ってご存知でしたか?日本語でも、何気なく話している最中に “えーっと”とか “なるほどー” とか “ねぇねぇ” とか自然に間をつなぐ言葉を使っていますよね?それと同じで英語もそのようなつなぎ言葉を入れることで、ぐんとネイティブが話す英語に近づくことができるんです。

英語ではこのような “basically” や “well” “hmm” などの単語や音をfillerやdiscourse markerと呼びます。

自分の英会話を変化に富んだものにする最初の一歩としては、実際に自分が話しているところを録音して、どのfillerや談話標識をよく使っているかを探し出すのがよいでしょう。自分の好きな話題を選んで、それについて1分間話す準備をしてから、実際に話しているときに録音してみましょう。

録音したものを聞き直してみると、自分がどんなつなぎ言葉を最も頻繁に使っているかに気がつくはずです。普通は聞いている相手にはすぐわかることですが、自分で使っているときには気がつかないことが多いです。ですから、自分が話しているところが再生されるのを聞くと少し恥ずかしいものです。私が初めてこれを授業でやったときには、全員で自分が一番よく使うfillerを調べました。私がよく使っていたのはsoだったのですが、次の週は、私がsoと言う度に生徒全員から笑われて、言うのを止めるように注意されました。

一旦、自分が一番よく使っているつなぎ言葉を見つけたら、意識してそれを使わないようにする努力をしましょう。そのかわりに、代替となる選択肢をご紹介しましょう。

こちらの記事もどう? – ネイティブスピーカーのように英語を話すための4つのコツ

では次によく使われる英語のつなぎ言葉を4つ見てみましょう。

【I mean】

I meanと繰り返す替わりに、What I’m trying to say is..My point is…What I’m getting at is… などを使ってみてください。

【of course】

of courseも多くの人が濫用するつなぎ言葉です。替わりに**obviously…It’s clear that…**を使うようにしてください。ただし、これらのつなぎ言葉は、今から言おうとしていることが実際に聞き手にとって明白なときにだけ使用しないと、横柄に聞こえてしまいますから注意してくださいね。

【err】

日本語でも同じように “えー” というのが癖で英語を話しているときにerrと言うことによって間を持たしている人は、nowsowellと言い換えることができます。

【like】

likeは、特に若いネイティブスピーカーが使いすぎるつなぎ言葉です。あなたも誰かが「So I was, like, at this, like, party. And my friend was, like, asking me to, like, dance.」なんて言っているのを耳にするかもしれません。likeを多用すると、英語を話す人にとっては非常に退屈で腹立たしく聞こえてしまいますから、避けるのが一番です。替わりを見つけるか、単に会話に間を置くようにすればよいでしょう。そうすれば、あなたの英会話はもっと洗練されたものになります。

さあ、もうあなたは考えている間に使う代替表現をいくつか覚えましたから、もう一度話しているところを録音してみてください。今回は、自分のお気に入りの英語のつなぎ言葉を使いすぎたと気がついたら、その都度、新しい言葉を使ってみてくださいね。こうやって定期的に練習すれば、ボキャブラリーの幅が広がりますから、あなたの英会話がもっと変化に富んだ、教養のあるものに変化するのに気がつくはずです。

Wil Procter