TOEIC? TOEFL? IELTS? BEC? どの英語力試験を受けるべき?
英語の試験を受けて能力を証明することが必要だけれど、どれを受けたらいいのか分からない・・・ということはありませんか?
何を目指しているかによって、どの試験を受けるべきかが違ってきます。 検定に申し込みをする前に4つのアドバイスを読んで、どの試験を受けるのがベストか考えましょう!
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北アメリカの大学に留学したい**
アメリカやカナダにどうしても留学したいと思ってはいませんか? 北アメリカの殆どの大学では、TOEFL (Test of English as a Foreign Language) のスコアを出願時に求められます。
この総合テストは筆記試験**(PBT)とコンピューターでの試験(CBT)**とに分かれています。それぞれ、「リスニング」「文法・文章構成」「リーディング」3つのセクションに分かれていて、コンピューターでの試験には英作文のセクションもついています。
テスト後には、試験結果に基づくスコアが出され、多くの大学では出願条件として最低500~550のスコアを求めています。PBT.
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イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで仕事か勉強をしたい**
あなたがもしイギリス留学を希望の場合、**IELTS (International English Language Testing System)**を 考えるのが一番でしょう。この試験には”Speaking””Listening””Reading and Writing”のテストがあり”Reading and Writing”の試験では、Academic(大学用)からGeneral Training(一般教養)のセクションを選べるようになっています。
あなたの希望が大学留学であれば、Academicを受けるのが一番でしょう。もし海外生活や仕事を目指すのであれば、General Trainingをお勧めします。
IELTSには合格点、失格点がありません。受験者は1(初心者)から9(エキスパート)までの総合的スコアと、それぞれのセクションごとのスコアを受け取ることができます。
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外資系企業で就職がしたい**
日常生活で使われる英語に関しての200の選択問題から構成される TOEIC (Test of English for International Communication)は、ビジネスキャリアという観点からは、並ぶもののない最適な試験です。 毎年300万人以上の人が受験するこのテストは、世界中の様々な企業で採用を行う際の、応募者の英語レベルを判定する重要な要素となっています。
2時間の試験はReadingとListeningの2つのレベルに分かれています。 職種によって要求される英語の熟度は違うので、TOEICに合格不合格はありません。 スコアは最低10から最高990までで採点されます。
あなたが英語力を生かせる仕事を探しているのならば、この試験が最も適した試験です。
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会社でキャリアを積みたい**
BEC (Cambridge Business English Certificate)は、ビジネスに関する奥深い論題を中心とした3つの習熟度テストから構成されています。 BEC Preliminary, BEC VantageとBEC Higherは、 ビジネスで要求されるプレゼンテーション準備、交渉、ビジネスレターやレポートの書き方などの技術能力について扱う試験です。
TOEFL、TOEIC、BECと異なり、合格点が設けらており、証明書が発行されます。
BECは実用に即す能力が重視され、出願者は面談で仕事に関する討論やビジネスレターを書くことを要求されます。 Cambridge English Certificatesのように、試験には合格点が設置されており証明書を受け取ることができます。