TOEFL、TOEIC、ケンブリッジBEC、IELTS比較
英語の試験を受けることは、英語力の向上に非常に役立つだけではなく、今後の目標を達成するために必要になる場合もあります。TOEFL、TOEIC、IELTS、ケンブリッジと、様々な英語の試験がありますが、一体どれが自分に適しているのでしょう?以下を読み、自分にぴったりの英語試験を見つけましょう!
北米の大学に進学するのなら
アメリカやカナダへの留学を目指すのなら、TOEFL (外国語としての英語のテスト)が最も適しています。ほぼすべての大学や大学院で、英語能力を測る基準として採用されています。
紙ベースもありますが、インターネット版(iBT )の方がはるかに人気があります。世界中にテストセンターがあり、すぐに結果が届きます。実力に見合ったスコアを獲得するために、事前にTOEIC iBT の仕組みついて詳しく知っておきましょう。
多くの大学では、紙ベースで550以上、iBT で80以上のスコアが必要ですが、大学により入学条件が異なるので、TOEIC 受験を申し込む前に、志望校について確認しましょう。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学に進学するなら
イギリス留学を希望するのなら、まずIELTS (国際英語力試験)受験について考えましょう。スピーキング、リスニング、リーティング、ライティングテストが含まれていて、リーディングおよびライティングセクションでは、アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングのどちらかを選びます。
大学進学を目指すのならアカデミック、滞在または就業するのなら、ジェネラルがよいでしょう。
IELTS に合否はありません。全体スコア1(ノンユーザー)~9(エキスパートユーザー)と各セッションのスコアが提供されます。IELTS には、幅広いスキルが網羅されていて、実践的な英語力が反映されるので、自分の英語力を確認するためだけに受験する人もいます。
多国籍企業に就職するには
就職には、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)がぴったりです。毎年、300万人以上が受験していて、多国籍企業で、従業員の英語能力を測る基準として幅広く採用されています。
TOEICには、リーディングとリスニングに焦点を当てた問題と、スピーキングとライティングに焦点を当てた問題の2種類があります。その他、一部の企業では、TOEICを社内テストとして使用するためのライセンスを購入し、独自にカスタマイズしたバージョンを採用しています。
英語を使う仕事を探しているのなら、TOEIC で英語力を証明すると良いでしょう。
キャリアを追求するのなら
BEC (ケンブリッジビジネス英語証明書)は、3種類の技能テストがセットになっていて、ビジネス場面に密着した英語力が問われます。BEC Preliminary、BEC Vantage、BEC Higherには、プレゼンテーションや交渉、ビジネスレターやレポートの書き方など、ビジネスで必要となるスキルが網羅されています。
TOEFLやTOEICと異なり、BECには合格ラインがあり、合格すると証明書を受け取ります。
BECは実用的な試験で、ビジネス関連の議論をしたり、ビジネスレターを書いたりします。ケンブリッジ英語証明書と同様、合格して証明書を受け取るためには、最低スコアに達しなければなりません。
自分の英語力を確かめたいのなら
自分の英語力を証明したり、英語コースで学んだことを形にしたりするのなら、ケンブリッジ英語検定のジェネラルが人気です。
伝統ある試験で合否があり、自分の能力に合わせて Preliminary、First、Advanced、Proficiencyレベルから選んで受験できます。他の試験とは異なり、得た資格に有効期限がないので、英語力の証明として無期限で使用できます。
以上の試験について、どれが優れているのかという話題をよく耳にしますが、どれも皆、同様に英語力を測るための有効な基準です。目標や状況に合わせて受けるテストを選びましょう。最高のテストとは、自分にぴったりなテストのことなのです!
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