英語を勉強している人にとって、いつ冠詞を使えばよいのかは紛らわしいものです。EF English Liveの私の生徒もいつも困っていて、よく人の名前の前に‘the’を使ったりします。そして、使わなくてはいけないときに、“the”ではなく“a”や“an”にしてしまったり、とにかく混乱しやすいです。
冠詞は、ある意味では名詞に使用する形容詞のようなもので、名詞を説明したり修飾したりします。今回のブログでは、あなたの英語がもっと流暢になる役に立つように、いつ‘the’を使うのかを覚える方法をご紹介しましょう。
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‘the’は、冠詞が特有ものだということを示す定冠詞で、例えば”The book is on the table”のように使われます。実際にテーブルの上に本があるのを見ることができるので、“the book”や“the table”ということができます。
特定のメンバーやグループを示すときにも‘the’を使うことができます。ですから、大勢の中の誰か一人について話をするときには、”The girl on the right is the tallest” ということができます。
もう一つの例としては“the number one bestselling book of the year”が挙げられ、これは”The bestselling book of the year.”と言い換えることができます。
‘the’は”She jumped into the water.”のように不可算名詞にも使用できます。なぜ‘the’を使うのでしょう?理由は、文脈から特定の水域のことを示していると理解できるからです。
‘the’は場所を示すときも使えますが、いくつかの規則があるので覚えておく必要があります。
– ”the Indian Ocean” などの海や川の名前。
– “the Equator” などの地球上の位置。
– “the Middle East” などの地理上の区域。
– “the New Forest” などの砂漠、森、湾や半島の名前。
上記のようなものについて示すときに‘the’を使うことができるのですが、山の名前や都市の名前の前には絶対に使用できません。“I’m going to the London tomorrow”では正確には聞こえませんよね。
この方法に従っていれば、あなたの英語がもっと流暢に聞こえるようになるだけでなく、自然に‘the’を使うべきか否かを決めることができるようになりますよ。
Sophie Williams
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