英語の文法勉強法:動名詞

動名詞とは?

英語を話す人たちは、たいていの場合、文章を作るのに動詞が必要だということがわかっています。そして、多くの生徒たちは、‘ing’が動詞の語尾に使われていることも理解しています。ですから、“I’m looking forward to seeing you soon”のような英文には、必要以上に動詞が含まれているように見えるかもしれません。でも、その中の動詞の一つは、不思議な動名詞の形をしているのです。

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動名詞とは、非定形動詞で、名詞句の替わりになる動詞句を作るのに使われます。語尾が‘ing’で終わるので、‘hearing’のように、現在分詞の形をしています。でも、具体的には、それはどういう意味なのでしょうか?

定形動詞には主語があり、形を変えることができるので、例えば“they smile a lot”のような、独立節を作るときに使われます。それとは違って、非定形動詞の場合は、このように変化はしません。

非定形動詞には、三つの種類があります。それは、動詞の原形か不定詞、もしくは不変化詞か、動名詞です。

不定詞の中には、法助動詞を利用したものもあります。例えば、 “we may leave” や、主動詞を使った“that made me smile”や、主動詞と‘to’‘as’を使った名詞句の“to smile would have been difficult”のような例です。不変化詞は、名詞を変化させるところが、少し形容詞と似ています。そして名詞句は、“She is fixing my car”のように‘ing’ の形を使うので、動名詞と似ています。ですからたまに、不変化詞と動名詞の区別がつきにくいときがあります。

動名詞は、語尾が動作を示す‘ing’の形になっている動詞で、文章の中の、名詞が使われる部分に置かれます。例えば、“Jogging is very good for you” や、“I look forward to finishing my studies”のような感じです。動名詞は、“Flying is lovely”のように、文章の主語になる場合もあります。動名詞はまた、“She likes eating chocolate” のように、文章の目的語にもなりますし、“After jogging she relaxes”のように、前置詞の目的語にもなれます。

動詞の中には、‘to keep’‘to recommend’‘to finish’‘to avoid’‘to enjoy’‘to delay’のような動名詞が後につくものもあります。

動名詞は前置詞や形容詞の後ろに続くこともあります。いくつかの動詞は、意味を変えることなしに、動名詞や不定詞を後ろに使える場合もあります。例えば、“It started snowing” や、“It started to snow”がそうです。しかし、場合によっては、動名詞を使うことで意味が変化することもあります。例えば“I remembered to go to the doctor yesterday”や、“I remembered going to the doctor yesterday.” などの場合がそうです。

動名詞が、いろんな形で英語の中に使われているのを理解していただけたことでしょう。そして、多くのEF Englishtownの生徒たちは、それらの見分けがとても上手なのです。最初は、ただ動名詞が存在することを意識するようにして、そのあとで、どこに、どのように使われているのかに気付けるようになってください。そうすれば、あっという間に、英語の会話の中で自然と使えるようになるはずです。

Helen Austen

photo credit: Piutus via photopin cc

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