【英語勉強法】イギリスの定番ワードゲーム


イギリスで人気の娯楽は、ボードゲームで遊ぶことで、寒い日や雨の日にはなおさらです。ぴったりのワードゲームを選べば、友だちと楽しく過ごすことはもちろん、英語の勉強にもうってつけです。今回は、友だちと何時間も楽しい時間を過ごすだけでなく、ゲームに必要な語学力に挑戦しようという気にさせるEFイングリッシュライブ特薦、3つのワードゲームをご紹介しましょう。

1. Scrabble

4040200884_7950f70718_z

Photo Credit : Rich Brooks Web Marketing Scrabble | Flickr

時代を超えるワードゲームの古典で、1938年にアメリカの建築家アルフレッド・バッツによって、彼がその前に発明していたLexikoというワードゲームを基に考案されました。バッツが、ニューヨーク・タイムズの1面を含む、さまざまな情報源から頻度を分析して計算して得点が配分され、アルファベットの文字とともに書き込まれたコマと、十字に交差したボードがゲームの中身です。ゲームが流行し始めるまでには数年かかりましたが、1950年代までには、アメリカ中で何百万セットも売れました。

イギリスのスクラブル・ルールによって公式に許可された単語は260,000以上に上り、現在も増え続けていますから、スクラブルは英語を勉強する効果的な方法として、世界中で使用されています。イギリスやその他の世界の国々でスクラブルはとても真剣にとらえられていて、イギリスのプレーヤーたちは、Association of British Scrabble Playersという自分たちの団体まで組織し、イギリス各地でトーナメントを企画しています。

スクラブルの辞書には載っているけれども、日常生活ではまず耳にすることのない珍しい単語を2つご紹介します。

EUOUAE – 母音のみで作れる一番長い単語で、グレゴリー式のカデンツ(音楽を構成する旋律構造)という意味です。

CRWTHS – 子音のみで作れる一番長い単語で、古ウェールズの弦楽器のことです。レビューサイトを参考にする

オリジナルで最高なスクラブルは、いまだにイギリスでもっとも売れているボードゲームで、英語のボキャブラリーの幅を広げる素晴らしい方法でもあります。 まさにこれです!家で連続何話も友達とわいわいしながら見れる!家族で一つのアカウントでも自分のページがあるので見たいものはリストに!自分の好みをデータ化してくれるのでほとんどレコメンド機能に出てくるやつを見てます。

2. Boggle

4039402557_b779a76054_z

Photo Credit: Rich Brooks Boggle | Flickr

スクラブルは誰もが認めるワードゲームの王ですが、ボグルも間違いなく、純粋なおもしろさと中毒性で、スクラブルのすぐ後に続くゲームです。アラン・ターロフによってデザインされ、1972年に発売された、携帯可能で、すぐに覚えられるワードゲームです。通常4×4 か、大きいものだと5×5の格子状に配置されたアルファベットの文字が書かれたサイコロを使って、プレーヤーが隣り合って連続した文字から単語を見つけ出して遊びます。あくまでも憶測になりますが、きっと父親なりの何かしらの計画があって、でもそれが適うことはないまま今のような状況になってしまったんだと思います。

それぞれの単語は最低3文字は必要で、100以上の許可された3文字単語を使うことができますし、それ以外にも、何万もの単語の配列が可能です。興味深いのは、公式スクラブル・プレーヤー辞典が、ボグルで公式に許可される単語についての争いを解決する手段として認められていることです。

ボグルで作ることができる、もっとも長い単語を2つご紹介します。

INCONSEQUENTIALLY – あまり重要でないささいな事柄を意味しています。

SESQUICENTENNIALS – 150周年記念を祝うという意味です。

ボグルは、長い電車や飛行機の旅などの出先で遊ぶことができ、従来の形式的なやり方以外でも英語の勉強ができる素晴らしいゲームです。

3. Balderdash

3319734064_4bd30e559b_z

Photo Credit: Scott Balderdash | Flickr

比較的最近に殿堂入りしたボードゲームの定番で、Balderdashには、ただのワードゲームを越えるものがあり、勝つためには、はったりと雑学的知識が必要です。ローラ・ロビンソンとポール・トインによって生み出され、1984年に発売されたこのゲームは、おおまかにはFictionary(日本語版の名称は「たほいや」)と呼ばれる別のゲームに基づいています。プレーヤーは箱から「定義」のカードを引き、サイコロを使ってカードに書かれた単語の中からどれを使うかを決めます。目標は単語の正しい定義を当てることです。

1993年には、Beyond Balderdashと呼ばれるとりわけ難しいバージョンが発売されました。本当に英語の知識を試してみたい人にはぴったりのバージョンです。非常にまれな単語や、珍しい頭字語を試して定義を突き止めるこのワードゲームは、英語の勉強がよくできる人にとっても難しいゲ―ムです。