これ食べるの?! アメリカのレストランで見かける衝撃的なメニュートップ10


世界中にある奇抜な料理に出会うことは、海外で生活する喜びの一つでもあります。他国で毎日普通に食べられているものが、嫌悪感、喜び、困惑など、様々な反応をレストランで引き起こします…。

アメリカの食べ物は世界中にうまく進出を果たしているため、マクドナルドのシンボルである金色のM字アーチを見かけない場所を考えるのが難しいくらいですよね。しかし、アメリカの食べ物の中には、ぞっとするようなものもあります。

今からご紹介するリストは、人間が食にうるさいことがうそだったのではないかと思えてしまうくらい見るのも食べるものちょっと怖い食べ物のリストになります。この中で既に食べたことあるよ!という方はいますか?

1. Root beer floats.

root beer
甘い炭酸飲料には、砂糖とひとかたまりの脂肪が入っている方がおいしいよ!という人には、ルートビア・フロートがお勧めです。甘ったるい風味と鮮やかな色の配合から、炭酸の泡がアイスクリームに触れたとき子供たちは代興奮!そんな子供たちにとっては夢のような飲み物ですが、栄養士からしてみれば悪夢でもあります。

2. Corn dogs.

corn dog
質素なホットドッグは、1日あたりの推奨摂取カロリー量を得るための素晴らしい方法です(皮肉です)。問題は、あなたの身体がまだ切実に揚げたコーンミールの生地を欲しがっているということです。コーンドッグ(日本ではアメリカンドッグとよばれています。)という大胆な革新のおかげで、おなじみのファーストフードでさえ、フライヤーと棒を活用することで気軽に改良できると証明できました。

3. Biscuits and gravy.

biscuits
見た目がかなりおそろしい、このビスケットとグレイビーの組み合わせ…。美食家の人たちからするとなんとも言えない組み合わせかもしれません。なにしろ色は灰色ですから!けれども、アメリカ南部出身の人はビスケットとグレイビーに絶大な信頼を置いており、見かけよりも美味しいのではないかと期待もできますが、チャレンジする勇気はありません!

4. Red velvet cake.

red velvet
アメリカ人は、中になにが入っているかでケーキの名前をつけるという分かりやすい習慣を廃止して、もっと詩的な表現を支持しているようです。シフォンケーキ、デビルズフードケーキにウーピーパイ、これらはすべて記述的というよりは、喚情的な傾向を示しています。一方、アメリカでは重要なデザートメニューであるレッドベルベットケーキは、原色で房状の織物にちなんで名付けられましたが、どちらもセンスが悪いので、アメリカの人工的なお菓子を完璧に言い表しているといえます。

5. Grits.

grits
ビスケットとグレイビーでご紹介したように、アメリカ南部にはずいぶん独特な食べ物があるのですが、グリッツの息の長い魅力は、ヨーロッパ人がやってきた時には、すでに古風になっていたネイティブ・アメリカンのトウモロコシの準備方法にもみられるように、アメリカの歴史を語っています。基本的にひきわりトウモロコシは、たくさんのバターを使うとソウルフードに変化します。味気がなく、鈍重ですが、間違いなくだんだんと好きになる味です。

6. Monte Cristo Sandwich.

monte christoアメリカがヨーロッパの概念を取り入れた典型的な例です。この場合は、クロックムッシュを最強に変化させたものです。アメリカ中のデリやダイナーでよく目にしますが、カロリーが半端ななく高いのはご想像の通り。チーズとハムのサンドイッチに卵の衣をつけて油で焼き付け、粉砂糖をふりかけてジャムと一緒に提供されます。

7. Deep fried… anything.

fried揚げ物の話のついでに、大西洋の向こうの親類たちの、何でも揚げてしまいたがる傾向に驚いてもらうことにしましょう。動物性脂肪がグツグツと泡立つ大鍋の音は、アメリカではホワイト・ノイズの一部に過ぎません。しかも、それほど健康に悪いわけでもないのです。アメリカン・ヒーローのエルヴィス・プレスリーは、ピーナッツバターとバナナのサンドイッチを油で焼いたものを大量に摂取しましたが、40代前半まで生きることができましたからね!こちらも皮肉です。

8. Frito pie.

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photo credit: Frito pie via photopin (license)

アメリカが世界の肥満分布表のトップにいることで、勝利を得たと思っている人がいます。そうでなければ、テキサスとニューメキシコの住人たちが、誰がこの料理を発明したかで言い争うわけがありませんからね。チリとチーズとフリトーというコーンチップスで作る、これまた自由という名の下にハメをはずしすぎた典型例です。

9. Twinkie wiener sandwich.

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伝統的な前菜であるピッグ・イン・ブランケット(ソーセージをベーコンかパイで巻いたもの)とちょっとした親戚関係の、この珍しい料理は、どちらかというとピッグ・イン・ファットスーツというべきでしょう。発明者ウィアード・アルのオリジナルレシピがメニューに載っていることは少ないかもしれませんが、人工的で無謀なうえに不健康な、最も遊び心にあふれたアメリカの食べ物文化の、これを越えることはかなり難しいくらい恥知らずな例です。

10. Free refills.

cola
アメリカの食べ物をばかにするのは簡単ですが、良いものも忘れてはいけません。そうです、アメリカのファーストフード店は、地球上のすべての国を植民地化しましたが、一つには、危険レベルの塩と砂糖と脂肪を欲する、私たちの中毒性衝動が原因なのです。自由市場が王座についている国の顧客サービスは、世界の他の国々を置き去りにしています。これは、海外市場が唯一取り入れなかったアメリカの食べ物文化の側面です。

おかわり無料方針は、その象徴的な考え方です。たいていの旅行者は、アメリカで初めてソフトドリンクを注文するときには、2回びっくりします。まず、コップの大きな外見、次に、実際に飲み物が底なしだと知るからです。ガチガチの反消費論者でさえ、陽気な笑顔のウェイトレスが湯気を立てているコーヒーポットを持って元気づけにやってくればもう一杯もらってしまいます。

最後に、1 人前のサイズが常識はずれだと非難する人に、ひとこと忠告したいと思います。「すべてを食べる必要はありません。」アメリカ人はみんな、皿の上に載った山のような食べ物の半分は家に持ち帰って2回分の食事にします。ただし、昼ごはんも晩ごはんもモンテクリスト・サンドイッチでは健康になれるわけがないので、その点はご注意ください。