間違いやすい英語 : 『sick』と『ill』
英語を学習していて誰しもが思う『この二つの単語って同じ意味だけど何が違うんだろう?』ということ…微妙なニュアンスの違いなどはやはりネイティブスピーカーに学ぶのが一番ということで、今回は 『sick』と『ill』 を取り上げようと思います。
誰かが気分がすぐれないときには、その人は自分がsickだとかillだと言う可能性が高いです。
両方とも、体の具合が悪いと感じるときの表現として使うことができますが、実はこれら2つの単語は少し違った意味を持っています。
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**【sick】
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sickは誰かが身体的に病気であるときや、嘔吐するときに使われます。
例えば「She has eaten bad food and she has just been sick.」のように使用します。
吐き気に苦しんでいる人をsickだと分類するのもよくあることです。
seasickやcarsick、airsickなど、たくさんの例が挙げられます。
誰かが「I don’t like going long distances in the car because I get carsick.」というときなどですね。
場合によっては、sickは誰かがなにかに飽きたときにも使われます。
この例としては「I am sick of eating salad. I’ve eaten it every day this week.」などが挙げられます。
**【ill】
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私たちは一般的に具合が悪いことについて話すときにillを使いますが、
イギリスでは、身体的な本当の病気について話すときにillを使う傾向があります。
医学的処置や入院が必要な病気や疾患は、
例えば**「**Sarah is ill in hospital with a chest infection」のようにillnessと表現されることが多いです。
要するに、軽い病気や、漠然とした具合の悪さにはsickを使い、
もっと重い病気にはillを使った方がよいということです。
この規則に従えば、あなたや他の人がどんな気分なのかを正確に表現しやすくなるでしょう。