海外でアパートを探すときに覚えておきたい英単語


英語圏に留学や仕事で引っ越す予定がある方、必見!

アパートを探すために到着してすぐに英語を話すことは大きな課題のように思えるかもしれませんが、滞在する場所を見つけて交渉することは優先事項リストの上のほうにあるはずです。

アパートやフラットの賃借の手順がどんなものなのかよく知らない人は、今からご紹介する8つの基本的な英単語や熟語を読んでみてください。

1. Landlord

賃貸のアパートを探すときには、この人に好印象を与えなくてはなりません。Landlordは単に建物や土地、または貸し出せる不動産物件を所有している人、すなわち大家のことです。イギリスではパブを所有して経営している人の呼び名としても使われており、その昔、多くのパブでは下宿人に部屋を貸していました。

2. Roommate

賃貸のアパートを探すときには、物件の全体だけでなく、roommateの募集が広告されているのをよく見かけます。roommateは、すでに賃借人がいる家やアパートの中の部屋を借りるということです。なので、一人暮らしをしたい人は避けたほうがいいでしょう。Roommateを持つことでまた、簡単に友だちを作ることもできます。

3. Flat

居間と寝室が分離していない、一部屋のflatにはすべてが一つの居住空間に入っています。台所部分や簡易台所は居住空間から分かれていることもありますし、一方の壁に調理台と戸棚だけが付いていて、浴室のみが別室なこともあります。

4. Professionals only

英語圏で家を借りるとき広告にprofessionals onlyと明記されている不動産物件があります。これはフルタイムで安定した仕事をしている人だけが借りられるという意味で、学生や政府の給付金を受けている人は借りることができません。学生をうるさくて信頼できないとステレオタイプ化しているように聞こえますが、家賃を払うことができる、働いている人を家主が誘致するための方法です。

5. A 1/2 bed or 3/4 bed of 4/5 bed property, etc

1/2 bedroomsなどの表現が書かれた物件を見かけたら、それは一つの部屋は実際には居間だという意味です。つまり、寝室と居間が一つずつの物件でも、二人用に寝室を二つにして使用することができるのですが、居間を寝室として使う必要があるということです。自分の不動産物件から余分な収入を稼ぐための家主の戦略であり、家賃を節約したい人にはぴったりの方法です。

6. Furnished/Unfurnished

不動産を借りるときには、furnished orなのかunfurnishedかを確認する必要がありますが、これは家具付きか家具なしかという意味です。この情報はどんなリストを読んでいたとしても書かれているはずの、気を付けたい重要な点です。

7. Contract

自分の理想のアパートや家を見つけたら、それを確保するためにcontractが必要になってきます。通常12ヶ月続くcontractは、あなた(賃借人)と経営者(あなたの大家)の間で結ばれる法律上の義務で、その物件内でできることとできないこと、滞在するように期待されている最短時間などを詳しく説明してあります。免責条項はたいてい6ヶ月後からで、違約金を支払わずに早めに物件から出ていくことができます。rolling contract はもっと柔軟な取り決めで、賃借人が退去にあたって一週間か一ヶ月前に伝えればよい方法です。

8. Damage deposit

これは、契約書に署名が済んだらまず始めに要求されるものです。通常は6週間の家賃分の金額で、賃貸期間中に与えてしまうかもしれない損害から守るための防衛手段として前金で払う必要があります。悪徳な家主はこのdepositを追加の収入源だと考えていることで有名で、ちょっとしたことで苦情をいって料金を請求したり、まったく返却をしないことさえあります。イギリスにいる場合には、こういった微妙な立場を避けるためにDeposit Protection Service(敷金保護制度)によって保護されているDeposit Insuranceに申し込みましょう。

英語で賃貸のアパートを探すことは、時間がかかって精神的に疲れるのがほとんどです。ぎりぎりまで後回しにせず、最初に借りたかった場所が無理だったとしてもあきらめないでください。賃貸市場は大きいので、希望に叶うほかの場所をきっと見つけることができます。努力し続ければ成功します!