英語の語彙力を増やす10の方法


英語をペラペラに話したいですか?

英語を上手に話したいのであれば、きちんとした語彙力を身に付けるのは必要不可欠です。例えば、英語で自分の意見を言うとき、たとえ文法が完璧でも文脈にあった適切な単語を知らないと、相手にうまく感情が伝えられません。

知っている単語を増やすのは、文法などに比べると英語の勉強でも比較的楽しい分野のひとつです。

語彙力を増やすための10の方法と、楽しみながら効率良く単語を身に付けるコツをご紹介します。

まず、単語を暗記する際は、単語同士に共通テーマを持たせると簡単に覚えられます。自分なりに単語同士をリンクさせて、ノートに書いてグループ別で整理したり、同じページにまとめたりすると良いでしょう。

単語を共通テーマに分けるには、以下の様な方法があります。

  1. トピック別で分ける

  2. 場面別の単語で分ける (例:食べ物に関する単語など)

  3. 同じ句動詞を使うフレーズで分ける (例:動詞の「get」と一緒に使う単語 … get upやget alongなど)

  4. 文法で共通点のある単語で分ける (例:動名詞として使える動詞を集める)

共通テーマが決まったら、ボキャブラリーを増やす方法を見てみましょう。

1. 文字で書く

効率よく覚えるのには実際に単語を使ってみるのがイチバン。新しい単語を使って文章を書いたり、単語や表現のグループを利用して、物語を書いてみたりしましょう。外出中で手元に紙とペンがない場合は、頭の中で例文を作ってみるだけでもいいです。

2. 絵を描く

絵を描くのが好きな人は、勉強中の単語に関する絵を描いてみましょう。絵を描くと、後で単語を思い出す時に役立ちます。これは視覚タイプで学習する人 に非常に効果的で、たとえ絵があまり得意でなくても、描くことで単語や熟語が記憶に残りやすくなります。

3. 体を使って表現する

勉強中の単語や表現を体を使って表してみましょう。その単語が必要となる場面を想像しながら演じてみてください。 一緒に勉強する友達がいる人は、ノートに書き留めた単語や表現を動作で表して友達に当ててもらったり、逆に友達にクイズを出してもらって自分が回答したりしましょう。一人で勉強しているのなら、新しい単語を使って一人二役で実際に誰かとの会話のシチュエーションを想像しながら考えてみるのもいいかもしれません。

4. 暗記カードを作る

英語の暗記カードや自分で作った辞書ノートをを作って、空いた時間に覚えましょう。毎週新しいカードを作り、今まで覚えた単語をすべて振り返りながら語彙を増やしていきます。 運動感覚で学ぶタイプの人なら、自分でカードを作ることで、より効果的に単語を覚えられます。

5. 色分けする

単語を色分けしましょう。こうして仲間分けすることで、後で単語を思い出す際に役立ちます。あとで迷わないように、一貫したテーマで分けていってください。例えば、動詞、名詞、形容詞を違う色にしたりします。

6. 単語を音で聞いてみる

英語ニュースなどを利用して、新しい単語を文脈の中で聞きましょう。そうすることによって、その単語の発音や実際の文章でどのように使われているかがわかります。

7. より自分の生活に密着したものを選ぶ

興味のあるトピックを選ぶことで、より簡単に身に付けられます。自分にとって役立つまたは関心のある単語をじっくり選びましょう。現在の生活に関わりのあるトピックを選ぶと、より関連付けながら覚えられます。例えば、来週会議があるのなら、ビジネス英語をいくつか勉強しましょう。たとえ会議で英語を使うことがなくても、単語を実際の場面と結び付けることで、より覚えられます。

8. 1日何単語覚えるか目標を決める

1日で数多くの単語を覚えようとすると、必ず挫折してしまいます。「毎日15単語ずつ」など目標を決めて覚えるようにしましょう。そうすればより確実に頭に残ります。

9. 単語の使われかたを確認する

英語を読んだり聞いたりする際は、勉強中の単語に注目しましょう。そして、実際にどう使われているかをノートに書き留め、正しい使い方を確認してください。ただし、各単語だけを書き留めてはいけません。特に単語同士のつながりを学ぶのなら、その周りにある単語も同様に重要です。

単語力を上げるために上記の方法をすべてを活用する必要はありません。自分に取って合うものを選んでみてください。
学習スタイルはひとりひとり違うので、あなたにとって役立つ勉強方法が他の人にも役立つとは限りません。

どの方法を使う場合でも、新たに覚えた単語を記録して、学習成果を追っていきましょう。

一番大切なのは、楽しみながら語彙力を高めていくことです!