英語の面接を乗り切るコツ


英語では、よく面接で「surviving」すると言いますが、ただ「生き残る」だけでは不十分な場合もあります。本当に夢の仕事を手に入れたいのなら、採用後いかに貢献できるかを伝えながら、面接官に印象付けなければなりません。中にはより難しい面接もありますが、以下にある英語面接で聞かれる基本的な質問への答え方を身に付けることで、ライバルよりも一歩リードできます。さあ、こうした英語面接における質問に答えるための準備をし、本番にリラックスして臨めるようにしましょう。

1. Tell me about yourself

これは質問ではなく、情報提供を求める表現ですが、一般に、面接時にはまずこう言われます。その際、面接官はあなたの私生活ではなく、仕事に関連したスキルについて尋ねています。「I was born in Taipei.」、**「I like to play computer games.」または「I have two brothers.」**と答えないようにしましょう。キャリア発展やこれまでに学んだこと、特定のスキルなど、自分がその仕事の適任者であることが伝わるような内容を話してください。

2. What are your strengths?

積極的に自分を売り込みましょう!この質問に対する答え方の鍵は、具体的な事例を挙げながら伝えることです。**「I’m really organized, punctual and get along well with others.」など、ただ並べるだけではいけません。長所ひとつひとつに対して説明を加えてください。「For example …」**と、前職でその長所をどのように発揮したかについて伝えるのです。

3. Why are you interested in working for our company?

志望動機を尋ねられています。その企業が何をしている会社かを理解した上で、その仕事に対してやる気があることをアピールしましょう。**「Umm」、「I don’t know」、「It seemed like a good career move.」または「I haven’t been able to find anything else interesting.」**などと始めてはいけません。具体的な志望動機を伝えられるよう、事前にオンラインでその企業について調べておきましょう。面接官が知りたいのは、あなたがどのように企業に貢献できるかであって、いかに企業があなたに貢献できるかではありません!

4. Why did you leave your last job?

前の職場が最悪だったために離職したのかもしれませんが、面接はそれについて話す場ではありません。「I didn’t agree with the company’s direction.」、**「I got no recognition for my work.」または「My boss was totally unreasonable.」**など、たとえそれが事実であっても、現在の職場やこれまでの雇用者、同僚について否定的または独断的なコメントをしてはいけません。相手に、道理をわきまえていないという印象を与えてしまいます。代わりに、新たなことに挑戦したい、自分の知識を広げたいなど、前向きな離職理由のみを伝えましょう。

5. Do you have any questions for me?

通常、面接の終わりにはこう尋ねられます。その際は、その企業についてすでに色々知っているけれど、さらに詳しく知りたいということが伝わるような具体的な質問をしましょう。「What does your company do?」または「Could you tell me your name again.」など、すでに答えを知っている事柄について尋ねてはいけません。また、「When do you give raises?」、**「How much vacation time can I expect?」など、給与や休暇に関する質問も避けましょう。こうした質問は「We’d like to offer you the job.」**と言われてからします。

どんな面接でも鍵となるのは、しっかり準備することです。その企業や役職について、きちんと調べて理解した上で面接に臨みましょう。本番では、落ち着き、興味を持たれたからこそ面接に誘われたのだということを思い出してください。まずは、上記の質問に答えられるようになって、次回の英語面接で面接官に印象付けましょう。