【オンライン英会話】世界中の人たちの英語を理解する方法
EF English Liveの生徒が非常に恵まれている理由の一つは、たくさんある英語圏の国の中から先生を選んで英語を学べることです。そして、グループレッスンでは世界中にいる様々な国の英語アクセントを持つ生徒と意見を交換する機会になります。かなり大規模な対面式の学校でなければ、同じような選択肢は得られません。それが家で体験できるなんて、試してみる価値はありますよ。
しかし、そこで問題になるが、普段慣れていないアクセントの英語を聞いた場合です。あなたはどんな英語が一番わかりにくいですか?イギリス英語ですか?それともアメリカ英語でしょうか?もしかするとネイティブスピーカー以外のわかりにくいタイプがありますか?世界中で話されている英語はたくさん種類がありますから、そのすべてを理解するのは難しいことです。いろいろな訛りや、さまざまな異なった単語やスラング、文法の使い方にまでたくさんの種類があります。
人々が一番理解しやすいのは、たいていの場合、自分が最も慣れている英語です。それは、自分の先生が話す英語だったり、テレビやラジオの英語だったり、英語圏の国に住んでいる場合は外出時に耳にする英語だったりします。
そこで今日は、 世界中の英語を理解できるようにするためのコツは、他にもありますのでご紹介しましょう。
【違ったタイプ の英語に触れるようにする 】
上記でお伝えしたように、ある種の英語に慣れる一番簡単な方法は、 単純にその英語をもっと聞くことです。インターネットのニュースサイトをを利用して色々な訛りの英語を聞き、それぞれのスピーカーが同じ話題をどのように話すかを聞き比べてください。これは英語の話し方の違いと、現在の世界事情に対する考え方の違いに気づくとてもよい方法です。
YouTubeや、同じような動画共有サイトも世界各国の一般の人たちの英語を聞ことができるよい方法です。ただこれはリスニングの練習にはもってこいなのですが、発音を真似することはやめたほうがいいですね。なぜなら、彼らの使っている英語が「正しい英語 」なのか地方のスラングなのかを判断するのが難しいからです。そしてもちろん、オンラインのソーシャルメディアサイトを利用するときには、安全を心がけてくださいね。
【キーワードに集中してスラングに惑わされないようにする 】
英語のボキャブラリーには地域差はありますが、the core vocabulary (もっともよく使われる単語)は世界中でほとんど似通っています。キーワードやキーフレーズをよく聞いて、大まかな話の流れをつかみ、わからない単語は気にしないようにしてください。それをすることで、スピーカーが言っていることを聞くのをやめてしまい、会話を見失ってしまうからです。
以前にも「英語のスラングの勉強は本当に必要なのか?」で話しましたが、ほとんどの人にスラングは特に必要がないので、理解しようとするときに妨げにならないようにしましょう。
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【質問することを恐れない】
わからない時に、質問することをまったく恐れる必要はありません。ネイティブスピーカーでさえ、知らないスラングやボキャブラリーについて質問することはあります。私もネイティブスピーカーですし、5年間も英語を教えたころに初めて、アメリカ英語の’spelunking’という表現を耳にしました。初めて聞いたときには、まったく意味がわからず、言った人に質問したら意味を教えてくれました。それはイギリスでは’caving’ や ‘potholing’と呼ばれている「洞窟探検」のことでした。
【 ほかの人が英語で苦労している部分を理解する】
ネイティブスピーカー以外の人たちは、母国語の影響を受けているので、英語を話すときに少しずつ違った問題を抱えていることが多いです。その人の母国語を理解することで、単に発音を間違えたのか、普通と違った発音の仕方をしているのか、もしくはあなたが知らない単語について話しているのかがわかりやすくなります。
もちろん、世界中の言語を理解することはできませんが、あなたがよく英語でビジネスをする人で、 特定の国の相手が話す英語がわかりにくい場合は、その国の人がどのように英語を話すのかを理解することに少し時間をかける価値はありますね。
【 広い心を持つ】
多くの人が、あるスタイルの英語だけが「正しい」といいます。けれども現実はそうではありません。「正しい英語」というものは、話している時と場合に合ったものです。タイプの違う世界中の英語に対して広い心を持ち、その違いを楽しむようにしましょう。そもそも、英語がコミュニケーションの手段として人気があるのは、さまざまな状況に変化して適応する能力があるからなのです。