英語のスラングの勉強は本当に必要?


英語を勉強中の人たちに、よくスラングについて質問されます。多くの人たちが、とてもおもしろいスラングや、ときにはわかりにくいスラングを見つけてくるのは不思議ですね。けれども、スラングを勉強する時間を費やす前に、本当に勉強する価値があるのかどうかを考えることが大事だと思います。今回は、英語のスラングを勉強することに賛成と反対、両方の意見を見ていきましょう。

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【賛成】

1. It’s useful for understanding popular culture.
スラングを知らないと、映画や音楽を理解する妨げになることがあります。映画の設定にもよりますが、さまざまな種類のスラングが使われているからです。

2. It can be helpful when you live in one English-speaking place for a long time.
日常生活で、ある特定のタイプのスラングに取り囲まれている場合は、それについてもっと勉強することは理にかなったことです。

3. It’s interesting.
スラングは、通常の文法規則に当てはまらないことが多く、正式に話すときには使ってはいけないと先生が言っていたことだからこそ、勉強するのがおもしろいのです。

【反対】

1. It’s different everywhere.
スラングは、ある特定の地域、特定の年齢層や社会的グループに特有の表現です。つまり、同じ地域やグループの人たちと話すときでなければ、スラングを使うことに意味はありません。

2. It’s more useful to develop skills at guessing from context than learning slang from films.
スラングが使われている前後の関係から意味を推測できるようになれば、もっと幅広い
タイプの人たちと話すことができるようになります。

3. I t may not be relevant or appropriate.
ある特定のスラングが、主に16-18歳の間で使用されていて、自分が35歳の専門職だったとしたらどうでしょう?あなたの英語が16歳みたいに聞こえてしまうのは嫌ですよね。

さあ、英語のスラングを勉強することについて、賛成と反対、両方の主な意見をあげてみましたが、一番重要な点は、スラングを使用するのにふさわしい状況を把握しなくてはいけないということです。あなたはどうですか?英語のスラングを楽しんで勉強していますか?それとも、もっと一般的な英語のイディオムや言い回しを勉強する方が好きですか?ぜひ下のコメント欄から教えてください。

Wil Procter