間違いやすい英語:「dear」と「deer」
今日は英語の中でも、最もスイートな単語、‘dear’ と**‘deer’** についてお話しすることにしましょう。片方はあなたのそばにいて、大切に思っている人について説明するきに使いますし、もう片方はとても可愛いある動物の赤ちゃんのことです。
けれども、英語で書くときに2つの単語を使い間違えると、少し妙なことになりかねません。ですから、今日はこの2つの単語について、それぞれご説明しましょう。このブログを読み終えたころには、少しわかりやすくなっているといいですね。
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Deer (名詞):
‘deer’ は野生の動物です。アメリカの映画「バンビ」、そして「赤鼻のトナカイ・ルドルフ」という歌は、両方ともこの動物を基にしています。‘deer’の複数形もまた‘deer’ですから、‘s’をつける必要はありません。文法的に正しく言いたい場合は、二頭以上の鹿を見たときには、“herd of deer”ということができます。
Dear (名詞):
この形式の‘dear’は、人を呼ぶ時に使います、名前の代わりに使われ、たいていの場合は、恋や仲のよい友人などを、愛情をこめて呼ぶときに使います。
Dear (形容詞):
この形式の‘dear’ は、優しくて、とても親切な人を表すときに使います。普段は “He/She is such a dear,” のような表現で使用され、「彼/彼女はとても親切です」といった意味です。
Dear (感嘆詞):
これはたぶん、私自身が最も頻繁に使用する形式です。何かに驚いたときには、“Oh dear!” のように言うことができます。それに、“Oh dear, I am so sorry you lost your keys.” のように、相手への同情を示す表現としても使えます。
ですから、動物の話をしているときには**‘deer’**を使い、その他すべての状況では、‘a’ の入っている ‘dear’を使うと覚えておきましょう。この単語は愛情をこめて誰かを呼ぶときに使いますが、あなたはほかに、英語で親しみをこめて人を呼ぶ単語を思いつきますか?
Kelly Dawar
photo credit: Tambako the Jaguar via photopin cc