【英語の語彙力アップ】eatの類義語を考えてみよう


英語では、お腹がすいたとき表現する言葉に困ることはまずありません!ちょっとしたおやつから、お腹いっぱい食べることまで、eatという意味の単語は山のようにあります。

今回は、食べることに関してもっとはっきりと自分を表現できる単語や熟語をご紹介しましょう。

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【食べる速度で変わる表現】

早く食べる場合…

Wolf down – オオカミの食べ方に準えたこの表現。狼は、捕獲が目の前に並べられたときに興奮して食べる動物です。人間が食べ物をwolfs downするという表現は、獲物を狩るときに十分ではない飢えたオオカミの様子からきています。

Gobble up – gobble は貪るように慌てて食べるという意味です。今回は、ガチョウや鷺や七面鳥が長い首で食べ物をガツガツ食べるところから、私たちが鳥に例えられています。gobは口という意味の古い言葉を表します。

Choked down – この言いまわしも速く食べるという意味ですが、この言葉によって作られるイメージは不快感を暗示しています。息が詰まるのは苦痛ですから、食べる人はまるで速く食べることを強制されているかのようです。例えば、昼休みに限られた時間しかないときには「I had to choke down my lunch so I could make it back to the office in time for the meeting.」ということができます。

ゆっくり食べる場合…

Graze – これもまた動物にちなんだ言葉です。grazeは畜牛や羊が野原で草を食べることです。ですから、時間をかけてゆっくり食べることや、一日中、もしくは一晩中かけて少量をのろのろと間食することを意味しています。一晩中家にじっとして、テレビの前でおやつを食べるときなどに使うことができます。

Nibble – ネズミがチーズをかじったり、リスが木の実を少しずつかじるように、時間をかけて少量の食べ物しか食べないときにnibbleを使います。ゆっくり食べるという意味の動詞として使われるだけでなく、スナックや少量の食べ物という意味の食べ物の名詞としても使われます。

Peck at – ここでは、私たちの食べ方の習慣は鳥に例えられています。一般的に種やパン粉をつつく鳥は、小さなくちばしでほんの少量しか食べません。私たちがpeckishだと感じるときは、ちょっとお腹がすいたという意味で、食べ物をpeckするときは、少量の一口分をゆっくりと食べ、食べ終えないことさえあるという意味です。

【食べる量で変わる表現】

たくさん食べる場合…

Gorge – gorgeは、崖のように大きな切り立った二つの岩面に挟まれた深い通路という意味の名詞です。gorgeに食べ過ぎるという意味があるのはこれが理由で、喉という意味のgorgeという古期フランス語からきています。

Pig out – これはアメリカのスラング英語ですが、ブタが飼い葉桶で食べるのと同じように、礼儀をわきまえずに大量の食べ物を素早く食べるという意味です。

Clean your plate – これは本当にお腹が空いているときにすることですが、その夜お皿を洗う係の人は喜ぶでしょうね。あまりにすっかり残さず食べたので、お皿がピカピカにきれいになったという意味だからです。同じように、lick your plateということもできますよ。

食べることに関して、日本語と英語を比較するとどんな感じですか?日本語には英語と同じくらいたくさんの動物にちなんだ単語や熟語がありますか?下のコメント欄から教えてくださいね!