英語の語彙不足を防ぐためにdrinkを言い換えてみよう!
喉が渇いて死にそうなときに使うにしても、ちょっと喉が渇いたときに使うにしても、英語には生き生きした言葉や表現がたくさんあります。今回は、あなたの英語のボキャブラリーを豊富にする、drinkという意味の6つの表現をご紹介しましょう!
1. Quench your thirst
喉の渇きを癒す飲み物ほど満足感の得られるものはありません。実際スプライトは発泡炭酸飲料の広告にまさしくこの文句を使っています。quenchとは、飲むことによって渇きを癒すことですが、火の炎を消すという意味もあります。
ですからこれは、暑くて喉も渇いているときに**「I need something to quench my thirst.」や「That soda really quenched my thirst.」**のように使うのがぴったりな表現です。
2. Down
飲み物をdownするときは、本当に喉が渇いているときです。これは慌てて液体をゴクゴクと飲み干すという意味で、例えば**「He downed a whole pint of water.」**のように使います。誰かがビールをゴクゴクと飲み干すのが見たい人には、まさにこのシーンを中心に構成されている、映画史上もっとも有名なシーンがあります。「恐怖の砂/ Ice Cold in Alex」の中で、俳優ジョン・ミルズは砂漠で何ヶ月も取り残されて冷たいビールを夢見る兵士を演じます。
ようやく彼がビールにありついたときには、あまりに喉が渇いていたので一気に飲み干してしまいます。彼の共演者によると、ミルズはこのシーンを何度も撮り直さなくてはいけなかったので、バーの椅子から転げ落ちたそうです!
3. Sip
飲み物をsipすることはdownとはまったく反対で、一口分の少量の飲み物をゆっくり飲むという意味です。コーヒーは熱いのでsipすることが多いですし、ワインをsipすることはdownするよりもはるかに行儀のよいことだと考えられています。
この言葉はとても古く、すくなくとも14世紀まで遡り、少しずつ飲むという意味のsippenという古ドイツ語に関連していて、もしかすると、食べる、または飲むという意味のsupという古英語が訛りによって変化したものかもしれません。
4. Gulp
飲み物をゴクゴクと飲み干すときには、たいていgulp downしているはずです。これは、液体をゴクゴクと飲み干すときに立てる音のように聞こえる擬音語です。
食べ物を飲み込むときにも同じようにgulp downということができます。大きく口いっぱいの食べ物や飲み物を、たいていは大きな音を立てて飲み込むという意味です。ほかにも同じように使える擬音語にglugがあり、同じ意味なのですが、これは飲み物にだけ使えて食べ物には使えません。
5. Chug
これも擬音語ですが、こちらは1950年代のアメリカまで遡ることができます。完全な言い回しはchug-a-lugなのですが、これはちょうどその頃に流行ったロジャー・ミラーのカントリーの曲名でもあり、飲み物(たいていはビールなのですが)を一気飲みするという意味です。
バーやパーティーなどで、誰かがアルコールを素早く飲み干すのを応援してChug! Chug! Chug! Chug! とみんなで唱えるのを耳にする言葉でもあります。
6. Swig
take a swigはtake a sipと似ていますが、**少量の一口の替わりに、大量に一口飲みます。**通常swigと言うときには、カップやマグからではなくボトルから飲むことを意味しています。
ほんの一口だけ友だちのレモネードが欲しいときには**「Could I have a swig of your lemonade, I’m thirsty.」**ということができます。次々と大きく口いっぱいにswig downして一瓶丸ごと飲み干すこともできます。
6つのdrinkという英語表現をご紹介しましたが、喉が渇きませんでしたか?
下のコメント欄から、あなたのお気に入りのdrinkに関した英語の単語を私たちにも教えてくださいね。