ちょっと変わった!? オーストラリアの食べ物 ~前編~


オーストラリアほど国土が広くて多様性に満ちた国には、訪れたらぜひ試してみたい地元の食べ物がたくさんあります。

定番のバーベキューにおいしいシーフードをはじめ、ちょっと変わった爬虫類やオーストラリアの国民的人気を誇る動物の肉(詳細は後編で!)など、ビックリするような食べ物にも出くわすことがあるかもしれません。

というわけで今回は、ちょっと変わったオーストラリアの食べ物と飲み物を前半と後半に分けてご紹介します。

Vegemite

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Photo Credit:Vincent Brown | Flickr

Vegemiteは、世界中で人気のある食べ物なのですが、他の国では違う名前で呼ばれています。

焦げ茶色のペーストで、残り物(!)の醸造用酵母エキスにさまざまな野菜や香辛料などの添加物を加えたものです。 この説明を聞くと、かなり気持ち悪いですが、バターを塗ったトーストの上に付けて食べると、とてもおいしいことで有名なんです。

オーストラリアでもイギリスでも、とても人気のあります。イギリスではMarmiteという名前で通っていて、CMでも、「love it or hate it」という謳い文句を打ち出しています。ただし、オーストラリア人は、ベジマイトのレシピは自分たちの方がおいしいと断言しています。

Lamington

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Photo Credit: fugzu | Flickr

チョコレートのアイシングと削ったココナッツの層でコーティングされたこのスポンジケーキは、オーストラリアの国民的デザートとして知られています。

クイーンズランド州のナショナル・トラストは「オーストラリアの人気の象徴の一つ」だとまで言っています。コーヒーや紅茶のお供にぴったりなので、ほとんどのカフェで見かけますが、間違いなく甘いもの好きな人用のお菓子です。

Fantales

ネスレが出している糖分が多くて甘ったるいお菓子で、なかなか噛めないキャラメルをミルクチョコレートでコーティングしてあり、オーストラリアでは大人気です。
黄色と青色の特徴のある包装紙には映画の雑学クイズが書かれており、映画を見るときになめるキャンディーとして人気があります。

Solo

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Photo Credit: Zald | Flickr

男性向けにマーケティングされた、とても人気のあるオーストラリアのエナジードリンクです。一見、特に変わったところのないレモン味のソフトドリンクですが、このテレビCMさえ見ていただければ、なぜこのブログでご紹介したかを理解していただけるはずです。

現在6種類が発売されていますが、最新のSoloには、もっと精力を増すためにガラナとカフェインが含まれています。すでに50%の砂糖が入っているこの炭酸飲料に、どうしてそんなものが必要なのか私たちの理解を超えていますが、今でも大量に売れ続けています。

Peach Melba

最後にご紹介するのはピーチ・メルバ。このデザートは、実はオーストラリアのものではありません。1892年にロンドンの高級ホテル、サヴォイ・ホテルで、伝説的なフランス人シェフのオーギュスト・エスコフィエによって、ソプラノ歌手ネリー・メルバをたたえるために考案されました。バニラ・アイスクリ―ムに桃とラズベリーのソースをかけたデザートで、高級店でなければ、ちゃんとしたピーチ・メルバを出せるレストランを探すのに苦労しますが、食べてがっかりすることはありませんから、探すだけの価値はあります。

いかがでしたか?
後半はもっと変わった食べ物を中心にお届けします。お楽しみに!