映画のセリフを基にした英語イディオム
映画が社会や文化に大きな影響を与えていることは、皆さんご存知ですよね。英語だけではなく、すべての言語に元々は映画のセリフだったものが日常会話の一部になった表現があると思います。英語は特にハリウッド映画を含めた色々なものに影響を受けています。
現在、アメリカの日常会話でよく耳にするイディオムの多くは、実際に映画に由来するものです。では、映画のセリフを基にしたイディオムを5つご紹介しましょう。
1. “You’re killing me smalls”
– この有名なセリフは、アメリカ映画「サンドロット/僕らがいた夏」が1993年に初公開されてからインフォーマルな状況で使う表現として人気が出始めました。これは普通、誰かの無知や、なにかの作業へ対しての責任感のなさにあきれた時に“you’re killing me smalls.”のように使います。
2. “Sweet”
– この有名な表現がアメリカのコメディ映画「ウェインズ・ワールド」に最初に登場してから、‘great’ や‘wonderful’のおしゃれな言い方になりました。これは私もしょっちゅう使っていますが、なにかがうまくいっているときに‘sweet!’と言うわけですね。日常的にとても使われる英語の表現です。
3. “I don’t think we are in Kansas anymore”
– このセリフは1939年に公開された代表的なクラシック映画の一つである、「オズの魔法使い」からのものです。このフレーズが使われるのは、自分がいる場所が不慣れな場所である場合や、迷子になってしまったときなのです。
4. “There’s no place like home”
– このセリフもまた、「オズの魔法使い」からのものです。旅行から帰ってきて、自分の家に着いき、ほっとして嬉しいときによく使われます。私も長旅から帰ってきて、やっと自分のベッドに横になった時などに使うことがあります。なんだかんだで落ち着く場所は家ですからね。
5. “Houston, we have a problem”
– この有名なセリフは1995年に公開された「アポロ13」という映画からのもので、今や完全にアメリカの日常会話に溶け込んでいます。誰かが何らかの問題を抱えているときに、このフレーズを使ってその問題を指摘することができるのです。
ご紹介した5つのイディオムはすべて、ハリウッド映画で使われた後に有名になりました。あなたの文化で使われている、映画のセリフから有名になったイディオムはありますか?
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