パワーがもらえる!『仕事』がテーマの洋楽トップ5♪

好きか嫌いかは別として、私達は皆仕事に行って働かなくてはなりません。
私達の生活においてとても大きな割合を占めている『仕事』が、多くの英語の曲でテーマとなっているのは不思議ではありませんね。

何百ともある仕事に関する洋楽の中で際立つのが、大半の歌が「どれだけ仕事が嫌か」ということに関して書かれているという点です!仕事についての愚痴だったり、永遠に働かさざるをえない社会の構造についての文句だったり…。

ミュージシャンたちは『仕事』について色々な感情を込めて書いていますが(情熱、怒り、希望、そして絶望など)、笑顔で作詞していることは滅多にないでしょう。

実際に仕事を辞めて逃げ出せるかどうかは運次第なところもあり、そう簡単にできることではありませんね。そんな私達へ向けて、The Beatlesが“A Hard Day’s Night”で慰めになる言葉を歌っています。

まるで犬のように働き続けた辛い一日でも、愛している人の待つ家に毎晩帰られることで仕事のマイナス面を全て忘れることができる、という曲です。
この歌は、例え厳しい仕事から肉体的には逃れることはできなくとも、友人や周囲の人達からの愛情さえあれば心は安らぐことができるのだと伝えてくれています。

今回は、このほかにも仕事について書かれた英語の曲トップ5をご紹介します。

 

第5位: “Wichita Lineman” by Glen Campbell

若かりし頃のジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)によって書かれたこの曲は、史上最高の曲だと称賛されてきました。一般の生活に基づいて作詞された
初めてのカントリー・ソングでもあります。シンプルな歌詞ですが、心が動かされます。

家から遠く離れたアメリカのウィチタ周辺で電話線を修理する仕事をしている男の歌で、彼が抱く孤独感と休息を求める願望が強く表されています。

I know I need a small vacation
(俺にちょっとした休暇が必要なことはわかっているのさ)

もちろん彼は愛情をも、強く求めています:

And I need you more than want you
(君が欲しいというより必要なんだ)
And I want you for all time
(いつだって君が欲しいのに)
And the Wichita Lineman is still on the line
(ウィチタの電話線工は、まだ電線の上なのさ)

見知らぬ土地で一人寂しく働いている時には、愛も休息も手に入れにくいものです。例えどこで働いていたとしても、彼の孤独な気持ちに共感できる瞬間がありますよね。

 

第4位: “9 to 5” by Dolly Parton

“Workin’ 9 to 5/ What a way to make a livin’”
(9時から5時まで働いて/なんて暮らし方なのかしら)

ドリー・パートン(Dolly Parton)は、この有名な曲を自分の長い爪を洗濯板で削りながら書き上げたとされています。まるで、朝9時から夕方5時まで束縛される職場に出勤する人達が行進するようなリズムにのるためです。彼女が訴える主な不満点は、労働者の努力が公平に報いられないことのようです:

They just use your mind
(あいつらは利用するだけ利用して)
And they never give you credit
(認めてくれることなんて絶対にない)
It’s enough to drive you crazy
(気が狂うには十分よ)
If you let it
(あいつらに利用させるならね)

この歌詞はあまりに世間に衝撃を与えたため、伝説のカントリー歌手であるパートン自身の主演で「9時から5時まで」という映画にまでなりました。

 

第3位: “Toil is Stupid” by Devo

Toil is stupid
(きつい仕事なんてばかばかしい)
I heard a man say
(男がそう言ったのが聞こえた)
He burnt himself out
(彼は燃えつきてしまったのさ)
On a 12-hour day
(1日12時間も働いてね)

これはディーヴォ(Devo)が、働きすぎて気が狂ってしまった男について歌った珍しい曲です。“Toil”とは「きつい仕事」という意味で、“burning yourself out”とは、まるで蝋燭や火の炎が燃えつきるように「エネルギーを使い果たすこと」を意味します。

発電所で働いていた男はある日正気を失い、設備を止めて逃げ出してしまいます。シンセサイザーを使用した渋いメロディーで繰り返されるこの曲のリズムは、同じ作業を何度も繰り返す仕事の反復性を強調しています。この歌は、こういった仕事は精神的に害をもたらすと警告しているのです!

 

第2位: “Soup is Good Food” by the Dead Kennedys

“Machines can do a better job than you…”
(機械だってお前よりましな仕事ができるさ…)

パンクという音楽のジャンルは仕事に対し批判的な曲で溢れています。中でもこの曲は、政治に関心のあったDead Kennedysというパンクバンドが、「仕事は辞められるうちに辞めるべきだ」と歌ったものです。

彼らは仕事が退屈だとか、労働時間が長いだとかいう不満をただ並べるだけでなく、物事をもう少し高い視点からみています。なぜ私達は労働を強いられているのか?それは公平なことなのか?労働者は雇用主や企業側に公平に扱われているのか?…彼らの歌からは“No!”という答えが響いてきます。

The unions agree
(労働組合は合意した)
‘Sacrifices must be made’
(「犠牲は支払わなければならない」)
Computers never go on strike
(コンピューターは絶対にストライキをしないから)
To save the working man you’ve got to put him out to pasture
(労働者を守るためには、彼を解雇するしかないと)

この曲には、怒りを含んだ歌詞が言葉巧みに取り入れられています。“We’re sorry / But you’re no longer needed…”(悪いが、君はもう必要とされていない…)と、経費削減のために従業員を機械やコンピューターに効率よく置き換えていく雇用主の視点から歌われています。

 

第1位: “Working in a Coal Mine” by Lee Dorsey

“Lord, I’m so tired/ How long can this go on?”
(ああ、俺は本当に疲れた/あと一体どれだけ続くのか?)

アラン・トゥーサン(Allen Toussaint)が炭鉱について歌う有名なR&Bの曲ですが、リー・ドーシー(Lee Dorsey)のカバー曲の方が一般的に良く知られています。鉱山での仕事はおそらくこの世で最も厳しく危険な仕事なのではないでしょうか。歌詞の中でも、肉体的に厳しい仕事現場では非常に気が滅入ってしまうという事が強調されています:

Cos I’m on call in the mornin’
(俺は朝から待機で)
Oh I go by the coal
(石炭に振り回され)
But when Saturday goes around
(土曜日がやってきても)
I’m too tired for havin’ fun
(遊びに行くには疲れすぎなのさ)

つまり、やっと一日休暇をもらったとしても疲れ過ぎていてベッドから起き上がれないのです!炭鉱で働いていなくて本当に良かった…と、パソコンの前で一安心しながら、次はThe Muppetsの素晴らしいカバー版もチェックしてみてくださいね。

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