ネイティブのようにアドバイスするには
英語のイディオムを使ったり、比喩的な言い回しをすることは、
よりネイティブスピーカーの話す英語
に近く、
高いレベルの英語を話せるようになるポイントとなります。
そこで、今回はアドバイスする時によくネイティブが使うイディオムをご紹介します。
1. Don’t bite off more than you can chew
-「bite」や「chew」など噛むという言葉が入っているので、食べ物についてのイディオムだと思うかもしれません。もちろん、食べ物についても言えるのですが、このフレーズはあなたが行うことについて使います。「自分の限界を知りながら、それ以上のことを行わないように」ということを示唆しているのです。これは英語を学習している皆さんにも言えること。ゴールを設定する場合も、無理をしないようにしてくださいね!
2. Don’t count your chickens before they hatch
– 牧場や鶏を飼育していた家庭で育っていたら、このルールは聞いたことがあるかもしれません。「鶏が卵を産んでも、雛がかえるまで何が起こるか分からないということ」を言っています。実生活でも、「物事が始まるまで、そしてそのことが確かになるまで、決して当てにしてはいけません」というアドバイスです。
3. A bird in the hand is worth two in the bush
- このイディオムは、ある事柄について確かなとき、そして不確かなときに、とても的を得たアドバイスになります。明日手に入るかもしれない不確かなものよりも、わずかでも今日手に入るものの方が良いということになります。日本語では「明日の百より、今日の五十」とも言われます。
4. Rome wasn’t built in a day
- 今日、ローマは様々な建築物や歴史などで有名な美しい町として有名です。しかし、1日で出来上がったわけではなく、とてつもなく長い期間を経て出来上がったのです。このイディオムは、「どんなことも我慢強く、辛抱強く取り組むことで、ローマのように美しい、そんな結果を生み出すことができる」という意味を持っています。まさに、「ローマは一日にしてならず」です。
アドバイスをするときの英語のイディオムをいくつかご紹介しましたが、
みなさんの英語学習にとってもプラスとなってくれたらと願っています。
他にも英語のイディオム(たとえば前回は食べ物まつわるイディオム)を紹介していきますので
私のブログをcheck back soon(またすぐにチェック)してくださいね。
いいですか、自分ができる以上の無理はしない、
そして、ゆっくりと取り組むことが大事です!
image: Moyan Brenn