英語で道を尋ねる方法
地図付きのスマートフォンやGPS、カーナビがある今、多くの人が、道を尋ねるのは過去のことだと考えています。しかし、海外で携帯電話の充電が切れることもあれば、カーナビが常に信用できるとは限りません。そのため、英語圏の国を訪れる際は、道の尋ね方や道順に関する表現を理解していなければなりません。これにより、旅行中、道に迷ってしまうか、楽しく過ごせるかが変わってくるかもしれません!以下にある簡単なヒントを利用して、道を尋ねましょう。英語圏の国で迷子になることはもうなくなります。
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はじめに**
道に詳しそうな人を選びましょう。たいてい、制服を着ている人は、その確率が高いです。道を尋ねる際には、まず**「Excuse me」または「Could you help me?」と話しかけてください。これにより、相手が丁寧な印象を持ち、より力になってくれることが多いです。また、「Do you know this area well?」**と聞いて、相手が正しい道順を教えてくれるかどうかを確かめることもできます。
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丁寧な疑問文を使う**
丁寧な疑問文は、たいてい「could」または「would」で始まります。この場合は、**「Could you tell me…」という表現を使って情報を尋ねましょう。美術館やホテル、通りなど、特定の場所への行き方を尋ねるには、「Could you tell me how to get to _____?」**と聞くのが一般的です。
最寄りの銀行や地下鉄駅、トイレなど、最も近くにある特定の場所を探しているのなら、**「Could you tell me where the closest _____ is?」**と尋ねましょう。
答えを理解する
相手が道を教えてくれたら、その内容を理解することが大切です。**「straight on」または「turn left/right」**といった一般的な道順の表現も耳にするでしょう。
アメリカでは、道順を説明する際に、**「block」**という言葉をよく使います。blockとは、2つの交差点の間にある道の区間で、「the next block」は、次の交差点の向こうにある道の区間、「three blocks ahead」は、同じ通りを歩きながら、次の3つの交差点を通り過ぎることを言います。
道を曲がって異なる通りに出る場合は、**「the third right」または「the next left」といった表現を使います。「Take the third street on the left」**と言われたら、交差点を2つ通り過ぎてから、3つ目の交差点で左に曲がるという意味です。
右や左に曲がることを表す表現が何種類かあります。「take a left****」、「go left」、「turn left」、**「make a left」はすべて、「turn left」という意味です。「go around the corner」**は、次の通りを渡らずに曲がることを示します。
建物や目印を使って道順を説明することもあります。「It’s just past the bank」は、銀行を過ぎてすぐの所にある建物のどれかひとつが目的の場所だという意味です。「opposite****」、「across from」、**「facing」**は、どれも同じ意味で、通りの向かい側を指します。
道に迷ってしまったら、恥ずかしがらずに尋ねましょう。自信を持って聞き、よく分からない場合は、恐れずに繰り返し言ってくれるように頼んでください。安全な限り、海外で道を尋ねることは、ネイティブスピーカーと英語でやり取りできる素晴らしいチャンスで、とても良いスピーキングの練習になります。