間違いやすい英語:Much vs. Many
Much vs. Many
あなたの英語学習の助けになるように、私の生徒達がよく間違えたり、混同してしまう二つの「たくさん」という英語、‘much ’と‘many’についてご説明します。さあ、この単語をそれぞれどうやって使うのかを見ていきましょう!
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そもそもどう違うの?
Much
単数形の名詞について話す時に使われます。
Many
複数形の名詞について話す時に使われます。
‘many’ や‘much’ について説明する際には、可算名詞と不可算名詞についてもちょっと触れておく価値があるでしょう。可算名詞は数字と一緒に使うことができて、単数形と複数形があります。不可算名詞は単数形しかなく、数字と一緒に使うことはできません。
ここで例文を見てみましょう。
“How much money do you have?” (どれだけお金を持っていますか?)
“How many friends do you have?” (友達は何人いますか?)
ちょっと待ってください!あなたが何を考えているのか、私にはよくわかりますよ。お金は数えることができるんじゃないかってことでしょ?**それは正解です。**でも私たちが‘many’を使う時には、ドル、ペソ、ユーロといった特定の通貨単位と一緒に使う必要があるのです。
私たちは“I have 100 money”とは言いませんよね。
そのかわりに “I have 100 pesos.” とか“How many dollars do you have?”と言いますよね?
「たくさん」という英語は疑問や否定の文節でよく使われます。
例えば、
“I don’t have many friends.” (私は友達はたくさんいません。)
“How much money did you spend last night?” (昨夜はどれほどお金を使ったのですか?)
といった感じですね。
そして肯定の分節では、‘so’や ‘as’ 、‘too’ といった副詞と一緒に使います。
では、例文をご紹介します。
“I have so much homework tonight!” (今夜はたくさん宿題がある!)
“She has as many shoes as I do.” (彼女は私ほどたくさんの靴を持っています。)
“John worries too much.” (ジョンは心配し過ぎ)
さあ、分かっていただけたところで練習に移りましょう!
【練習問題】
1. How _____ euros do you have on you?
2. How ____ was the car?
3. He has too _____ problems.
4. She is in so _____ trouble.
5. They have been to _____ concerts.
Answers: many, much, many, much, many.
Nina
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