アメリカの方言

みなさんは、「あなた」という2人称を表す単語でyouseやyou guysという表現を知っていますか?

英語は、オーストラリアからカリブ海の島々まで、世界中の国々で母国語として使用されています。なかでも世界中で知られている英語と言えば、おそらくアメリカ英語とイギリス英語でしょう。

英語の母国として長く知られるイギリスに比べて、アメリカは過去50年の間に目覚ましい発展を遂げました。世界中に広まったアメリカ映画やテレビ番組、アメリカ西海岸が拠点となっているオンラインビジネスの急激な増加によって、圧倒的な地位を占めるようになりました。そこで今日はアメリカ英語の方言に焦点をあててみます。

アメリカ英語の地域差

アメリカは広大な土地で、すべての都市や地方には、それぞれ特有の発音や、明らかな特徴があります。

【東部ニューイングランド英語】

典型的なボストン訛りは、マサチューセッツ州東部、ロードアイランド州、メイン州、ニューハンプシャー州東部、コネチカット州東部の訛りとも関連していて、これらの地域では、中期や初期近代英語の発音の要素を保っています。

一番重要な特徴としては、non-rhoticit(すべてのrを発音しない)が挙げられ、他のアメリカ英語の訛りと違って、ニューイングランド英語は音節の最後にあるrを発音しません。有名なフレーズ、”Pahk yuh cahr in hahvuhd yahd”=(Park your car in Harvard Yard)の由来にもなっています。

【ニューヨーク英語】

アメリカ英語の訛りの中でもっとも有名で、典型的なNew Yorkeseは、「グッドフェローズ」などのマーティン・スコセッシ映画や、
俳優・監督のウディ・アレン、「オール・イン・ザ・ファミリー」、
「となりのサインフェルド」、「キング・オブ・クイーンズ」などのテレビドラマ、「橋からの眺め」、「ロスト・イン・ヨンカーズ」などの演劇によって永久に存在することになりました。

ボストン訛りと同じようにnon-rhoticityなのでrを発音しませんし、ニューヨークでは、母音の発音の規則は少し複雑です。
cat、mad、can’t、lastなどの単語にある短いaは、口の中で若干高めに緊張させて発音されることもありますが、その他の単語は口の中で低めにゆるく発音されます。thought、north、dogなどの単語の母音は、thaw-uht、naw-uht、daw-uhgのように発音されます。

【内陸部や山岳部の南部アメリカ英語】

これはアメリカ南部でもっとも一般的に話されている方言で、喉音として認識されることが多いようです。この訛りは、アパラチア山脈、テキサス州やテネシー州出身の人や、その他にも多くの地域で耳にすることができます。20世紀初期のDeep Southを舞台にした映画で耳にする、歴史的とも言うべき古典的な南部訛りとは少し違います。

– -in、 -en、 -im、-em などで終わる単語は、同じ母音で発音されるので、この地方の人がBenと言えば、北部の人にはbinのように聞こえてしまいます。

– thoughtやdogなどの単語の母音は、非常に低い音に変化しがちです。

– gooseのooや、goatなどの長いoの音は、口の前方で発音されます。

映画スターたちのアクセント

フィラデルフィア=ブラッドリー・クーパー

ボストン=マーク・ウォールバーグ、ベン・アフレック、ケイシー・アフレック、マット・デイモンボストン映画の場面はたいてい少し口汚いのですが、この二人のボストニアンが話すのを聞いてみてください。

ニューヨーク州ブルックリン=ロバート・デ・ニーロ

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