上司の一歩先を行くビジネス英語表現
ビジネス英語には、面白い熟語や独特の単語が数多くあり、聞きなれていないと混乱してしまうことがあります。ビジネス英語の表現の多くは、文字通りの訳とは違う意味で使われているので、単語ひとつひとつではなく表現全体の意味を理解することが大切です。以下の5つの英語表現の意味を知り、英語で上司の一歩先を行きましょう。
1. Please get me up to speed
これは**「Please update me on what’s going on.」という意味で、例えば、上司が企画の進捗状況を知りたい時に、こう言ってくるかもしれません。今までの進捗の簡単な概要を伝えて、上司を「up to speed」**させましょう。また、会議に少し遅れてきた人にこう言われたら、会議の中ですでに話し合われた内容を要約して伝えてください。
2. Please keep me posted
これは郵送を表しているわけではありません。何が起こっているかを定期的に教えてほしいという意味です。誰かに企画の一般的な進捗について定期的に伝えてほしいと言われたら、**「Ok. I’ll keep you updated.」と答えましょう。また、相手がある情報を待っている場合は、「Ok. I’ll let you know as soon as we hear something.」**と言います。
3. Take it and run with it
ビジネス英語の表現の多くがスポーツに由来していますが、これはその中のひとつです。上司にアイデアを提示して「take it and run with it」と頼まれたら、上司がそのアイデアを気に入っていて、それに基づき工夫しながら実行してほしいと思っているということです。その際は、例えば**「Thanks! I’m on it!」**などと答えましょう。
4. Can you get the ball rolling for us?
転がっているボールを想像してみてください。こうしてうまくスムーズに転がるためには、誰かが最初にそのボールを押したり、転がし始めたりしなければなりません。ビジネスの場面でも全く同じ意味で使われます。つまり、上司は企画に着手してほしいと頼んでいるのです。一度**「got the ball rolling」したら、他の人が加わり助けてくれます。「Sure. I’ll get started right away.」**と答えましょう。
5. Don’t drop the ball on this one
これもスポーツにちなんだビジネス英語の表現です。ボールを企画だと考えてください。ボールを落とすとは、過ちを犯す、または自分が原因で企画が失敗するという意味です。これは、根本的には**「Don’t do anything wrong. Be very careful.」と同じ意味で、相手は企画の重要性を強調しています。こう言われたら、「Don’t worry, I’ve got it under control.」または「Don’t worry, you can count on me.」**と言って、相手を安心させましょう。
これらの表現の意味を知るだけではなく、正しく使えるようになることで、流暢な英語に聞こえます。職場でぜひ活用しましょう。そして、どのように使っているかについて、以下のコメント欄を利用してkeep us postedしてください。