英語で賢く買い物しよう!~後編~
「英語で賢く買い物しよう!~前編~」に引き続き、今回も買い物で役立つトラベル英語を学びます。
シーン4:情報収集
“What time do you close?”
残念なことに、買い物ができる時間は限られています。この英語表現は「何時に閉まるのか」と、店の営業時間を聞くときに使います。買い物に行く日の計画を立てるときに活用してみましょう。
“Are you open on Sundays?”
大型店であれば日曜日にも営業していたりしますが、全ての店が開いているとは限り
ません。**「日曜日にも営業していますか?」**という英語表現を使って、しっかりと店の営業時間を確認するようにしましょう。
“Out to lunch”
店主や店員がしばらくの間(昼食中など)留守にするという意味です。大抵の場合は
1時間ほどでまた開店するはずです。ここで注意したいのは、同じフレーズが違う意味で使われる時もあることです。“You’re crazy!” (君は頭がおかしいよ!)という意味合いで使用される時もあるので、少し紛らわしいですね。
シーン5:セール情報
“Buy one get one free/BOGOF/two for one”
様々な店で頻繁に目にするこの宣伝は、**「この商品を1つ購入すれば、さらにもう1つ無料で追加します」**と意味しています。お得かもしれないですね!
“Clearance sale/closing down sale”
“SALE”という文字を見かけたら、その店がセール期間中であることが一目瞭然ですね。これらのフレーズからセールが行われている理由も分かるのです。
“Clearance sale”とは、在庫処分のためのセールです。
“Closing down sale”とは、閉店セールです。同時に、“everything must go”(店内全品処分)と書いてある場合もあります。
“Reduced to clear”
特定の製品が“reduced to clear”な時は、店主が他の新しい商品を仕入れるために古い商品の価格を下げ、在庫処分したい場合です。
番外編:買い物に関するイディオム
“Go window shopping”
もちろん、新しい窓を買いに行くという意味ではありません。あなたも “window shopping”をしたことが一度はあるはずです。買い物をするお金がない時などに街を
歩き回りながら店のショーウィンドウを眺め、展示品を所有する自分を妄想したりする行為が “window shopping”です。
“To shop around”
賢く買い物をしたい場合に“shop around”するのはよい考えです。一番安い値段で購入できるように色々な店を巡り、同じ製品の価格を比較するという意味です。
“To buy a lemon”
このイディオムは果物を買うという意味ではありません。価値が無いことを理解した
上で物を購入するという意味で、通常は車を購入した人に対して使います。しかし、
なぜレモンが欠陥品や不良品を表すのでしょう?確かなことは分かりませんが、レモンを食べると口の中に嫌な後味が残るからかもしれませんね。
“Pay through the nose”
鼻から支払うなんて誰もしたくないですよね。これは、非常に高い価格を支払って購入するという意味です。
このイディオムの状況を想像しただけで痛そうなイメージが湧いてきますが、元々税金の支払いを拒んだ人の鼻の先端から眉までを細長く切るというヴァイキング(ノルマン人)の刑罰が由来いになっている表現です。
一口にトラベル英語と言っても、使われ方は様々です。
必要なフレーズや単語を上手に覚えながらスムーズに買い物したいですよね。