正しく時刻を伝える英語表現


英語で時刻を伝えることは、単に時計の数字を読み上げること以上に複雑です。時刻を表す表現や熟語が様々あり、時刻を正確に伝えるには、こうした表現を知っていなければなりません。以下の5つの簡単なヒントに従い、英語で正しく時刻を伝えられるようになりましょう。

時刻の数え方を選ぶ

英語には、2種類の時刻の言い方があります。12時間制と24時間制です。24時間制では0~23の数字を、12時間制では1~12の数字を使って時刻を表します。午前と午後の違いを表すには、午前には**「am」、午後には「pm」**を時刻の後につけます。「pm」は正午12:00に始まるので注意しましょう。

o’clock は12までの数字にのみ使う

「o’clock」は、きっかりの時刻にのみ使い、例えば08:00を「eight o’clock」と言いますが、08:01には使いません。また、12時間制の場合にのみ使うので、「13 o’clock」などとは言いません。

「half past」とは言うけど「half to」とは言わない

他の多くの言語とは違い、英語の**「half past」**は、時刻が「:30」の場合にのみ使い、それ以降の時刻には「to」を使います。つまり、6:30 は「half past six」、6:31は「29 minutes to seven」となります。また、「half past」は12時間制の場合にのみ用います。

きっかりの時刻の15分前または後には「quarter」を使う

X:15を**「quarter past」、X:45を「quarter to」**と表すこともできます。ネイティブスピーカーにとっては、こうした表現の方が「fifteen minutes past」または「fifteen minutes to」よりもはるかに自然に聞こえます。「half past」同様、12時間制の場合にのみ使います。

特定の時刻には「at」、 時間帯には「in」を使う

特定の時刻を表す時は**「at」を使い、例えば「I’ll meet you at six pm.」などと言います。また、「midday」、「midnight」、「dawn」、「dusk」など、特定の時刻を示す特別な呼び名にも、必ず「at」をつけます。しかし、時間帯を表す場合は「in」**を使い、例えば「in the morning」、「in the afternoon」、「in the evening」と言います。但し、例外がひとつだけあり、「at night」は時間帯を表しますが「at」を使います。

今度時計を見たら、英語で何というか考えてみましょう。もしわからなかったら、上記のヒントを参考にしてください。

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