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イギリスのちょっと変わった伝統料理トップ10


以前「これ食べるの?! アメリカのレストランで見かける衝撃的なメニュートップ10」ではアメリカのちょっと変わった料理をご紹介しましたが、今回はイギリスのちょっと変わった料理を皆様に見ていただきましょう!あなたが気に入るものも、絶対に嫌だと思うものもあると思いますが、びっくりしないメニューは一つもないはずです!

イギリス料理は、家庭料理に関してはあまり美味しくないと言われているのを聞いたことがありますか?ロンドンに行けば、高級レストランもたくさんありますが、伝統的なイギリス料理という観点でいえば残念な気持ちを抱かせます。ですから、多くのレストランは他の国の料理を選びがちなのです。

1. Jellied eels( ウナギのゼリー寄せ)

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これはもうだんだんと好きになる味といって間違いないでしょう。ウナギのゼリー寄せは、もともとは、ロンドンの典型的な労働者階級地区であるイーストエンドで、労働者たちの定番料理だったものです。ぶつ切りにしたウナギを香辛料の効いたスープで煮込み、いったん冷やしてウナギのタンパク質でゼリー状に固まったものを、そのまま温めて食べます。この説明でおわかりのように、もちろん現在ではあまり人気がありませんが、ロンドンのイーストエンドの特定の地域では、いまだに伝統的なウナギのゼリー寄せを買うことができます。

Photo Credit: secretlondon123 | Flickr

2. Spotted dick (スポッテッド・ディック)

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これは子供たちの大好物で、学生食堂でランチに出れば必ず大喜びします。スポッテッド・ディックはスエット( 牛や羊の腎臓付近の脂肪)を使った蒸しプディングで、レーズンが入っているのがスポッテッドという名前の由来です。その他のドライフルーツが入っていることや、ブランデーを入れることもあります。できたての熱々に、カスタードをたっぷりかけていただくのが一番で、依然としてイギリスの人気デザートです。

Photo Credit: Mike Mozart | Flickr

3. Toad in the hole ( トード・イン・ザ・ホール)

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日本語にすると**「穴の中のひきがえる」**になるので全く食欲をそそらない名前ではありますが、実は予想を裏切るようなおいしい料理で、両生類が入っているわけではないのです。レシピはもちろんかえるではなく、ポークソーセージかポークバンガーズが入った大きなヨークシャー・プディングに、濃いオニオン・グレイビーソースをたっぷりかけていただくのが一番おいしいですね。名前はただの気まぐれで、1600年代にバター・プディングを串焼きの肉の下で焼いていたころにはドリッピング・プディングと呼ばれていました。そしてtoadiesと呼ばれる串焼きの肉の切れ端がこのプディングに加えられて、この独特なイギリス料理が作り出されたのです。

Photo Credit: Smabs Sputzer | Flickr

4. Bubble and squeak  (バブル・アンド・スクイーク)

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伝統的に日曜の夜に出されるイギリス料理で、残り物を有効に利用するために始まりました。作り方は、サンデーロースト・ディナーの残り物のキャベツとポテトを混ぜ合わせて油で炒めます。名前の由来は、食材が鍋に触れるときの音です。キャベツは本当にキーキー音をたてますからね!

Photo Credit: ben dalton | Flickr

5. Scotch eggs (スコッチエッグ)

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昔から戸外やピクニックで食べられていたおいしいスナックです。スコッチエッグは、ゆで卵をソーセージ・ミートで包み込んで、パン粉をまぶして揚げたものです。もともとは、18世紀ごろにロンドンで始まったイギリス料理なのですが、名前が不可解ですよね。これは、卵が直火の横で調理されたせいで茶色くなったscorched eggからきているようです。

Photo Credit: Blowing Puffer Fish | Flickr

6.Welsh rarebit (ウェルシュレアビット)

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よく誤ってウェルシュラビットと呼ばれることがありますが、レアビットはチーズトーストの豪華版といった程度のものです。濃厚にとろけたチェダーチーズに、ウースターソース、マスタード、パプリカ、塩、コショウなどさまざまな材料を混ぜ合わせたものをトーストにかけます。ウェールズ人があまりにも貧しくて、安い肉の切り身でさえ買うことができなかった18世紀に創り出された、古いイギリスのジョークのようなものが名前の由来だと考えられています。

Photo Credit : thefoodplace.co.uk | Flickr

7. Pigs in blankets (ピッグ・イン・ブランケット)

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毛布をかぶった豚?! ではありませんのでご安心を。これはもっぱらクリスマスの季節に登場する付け合わせ料理です。ピッグはポークソーセージを、ブランケットはソーセージの周りを包んでいるベーコンの薄切りを表しています。通常は、ジビエなどのメインディッシュの付け合わせとして食べられます。ミニチュアのチポラータソーセージを使うのが最も一般的ですが、色々な種類のフルサイズのソーセージや、手作りのソーセージを使っても大丈夫ですよ!

Photo Credit: Brian Fagan | Flickr

8. Cornish pasty (コーニッシュ・パスティ)

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南西イングランドのコーンウォールからやってきたコーニッシュ・パスティは、それ自体で食事になります。コーニッシュ・パスティ協会によれば、本物のコーニッシュ・パスティは、特徴のあるD形のペーストリー皮の片側面にひだがありますが、上部にひだがあっては絶対にだめなそうです。みじん切りか、大ざっぱに切った未加熱の牛肉(全体の12.5%以上)、スウェーデンカブ、ジャガイモ、タマネギ、少しピリッとした調味料でできた詰め物の歯ごたえは、ゴロゴロした感じです。もともとは、コーンウォールの鉱山労働者たちが、手で持って食べられる、調理済みの温かい食事を仕事場に持って行けるように工夫したものだったのですが、現在では戸外に出掛ける人たちに人気のあるスナックになっています。

Photo Credit: Gareth Rogers | Flickr

9. Haggis (ハギス)

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この料理については、気の弱い人は読み進めない方がいいかもしれません。ハギスはスコットランドの伝統料理で、羊の心臓、肺、肝臓と、タマネギ、スエット( 牛や羊の腎臓付近の脂肪)、香辛料、塩、コショウを羊の胃袋に詰めて何時間か茹でたものです。この料理がどうやって始まったのかという背景には、16世紀にスコットランドの庶民たちが、イングランド人の支配者によって極めて困難な状況に置かれていたことが挙げられます。

Photo Credit: Stuart Chalmers | Flickr

10 . Black Pudding ( ブラック・プディング)

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この料理のバリエーションは世界中に存在しますが、イギリス料理のブラック・プディングは、固めた豚の血とオートミールできたソーセージです。特においしくはありませんが生で食べることもできますし、油で炒めれば驚くほど美味になります!昔からイギリスではフル・ブレックファストの一部として供されてきました。この料理に関しては、血の話をしたからといって食欲を失わないでくださいね。本当においしいんですよ!

Photo Credit: Katherine Lim | Flickr

10つの変わったイギリス伝統料理でしたがいかがでしたでしょうか? ちょっと口に入れるのが怖いものもありましたが、イギリスに行った際にはぜひ挑戦してみてください!

Cover photo : Nana B Agyei | Flickr