【ロンドン生活】ホームシックだけどイギリス料理を食べてみた
海外で生活していると母国の料理が食べたくなりますよね。特にイタリア人である私は食べ物のことには極端にうるさいことでも有名!どこに旅行しても、イタリア料理だけを食べたがりますし、それ以外の食べ物にはすぐに愚痴を言います。どのお店に行ってもパスタを注文できるかすぐに聞きたがりますし、パスタが無ければイタリア料理っぽい名前の食べ物を注文しようとします。
こんな風では、これからも絶対に変わらないでしょう。。。私たち、イタリア料理が大好きで、パスタやピザや他のイタリア料理が素晴らしく美味しいことには、あなたも賛成しない訳にはいきませんよね。
でも私は、ロンドン生活を送るイタリア人として、勇敢に立ち向かう決心をし、母の美味しいラザニアのことを忘れて、イギリス料理を好きになることにしたのです。
ローストビーフ | ロンドン
london sunday roast
まずはイギリスの伝統食であるローストビーフ!
“Sunday Roast”と言い、日曜日に食べるのが有名です。街中のパブでも、ちゃんとメニューに載っています。
フィッシュ&チップス | ロンドン
フィッシュ・アンド・チップス
揚げた白身魚と棒状のフライドポテトです。よく使われる白身魚はタラで、英語ではCOD(コッド)と言います。チップスというとポテトチップスのように思えますが、イギリスではフライドポテトのことを言うそうですね。(ちなみにロンドンで食べるならマリルボーンレーンのThe Golden Hindがおすすめ!1904年創業の老舗です。)
栄養バランスのいい食事とは言い難いとはいえ、人気があるのには、ちゃんとした理由がある訳です。そして、イギリス式のたっぷりとした食べ物を楽しむことを受け入れた今の私にとって、イギリス料理は日常の主要な食べ物になっています。
イギリス料理にもよいところがあるとはいうものの、変わった料理もたくさんあります。私の場合は、ブラックプディングやハギス、どの食事にも毎回必ず付いてくるフライドポテトなんかが、私のイタリアの味蕾と性に合わない食べ物ですね。
もしもあなたが、イギリスで過ごすとしたら、きっと世界中からの色々な料理に出くわすはずですが、その中には、素晴らしいものも、あんまり素晴らしくないものもあります。私も、そういった新しい料理を知ったり、食べたりすることを楽しんだとはいえ、私のおなかがグーグー鳴り出すときに一番食べたいものは、いまだに母の手作りのイタリア料理にほかなりません。
image: derekskey | Flickr, Marie 3