EFイングリッシュライブがお送りするダブリンのテンプルバーガイド
英語圏なのにも関わらずあまり訪れるチャンスがない国アイルランド。首都ダブリンにあるテンプルバーの見どころと、地元民のように生活する方法をご紹介しましょう!
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1. What
複雑に入り組んだ一連の石畳の道で構成された、活気にあふれる文化的な地区で、夜の娯楽、バー、劇場、友好的な人々などで知られています。ダブリンのテンプルバー地区に住んでいる人は3,000人ほどですが、たくさんの旅行者たちが立ち寄ります。
2. Why
比較的最近付けられたこの名前は間違いなく、この地区のほぼ中心に位置するテンプルバー通りからきています。この通りの名前は17世紀の有名な住人、サー・ウィリアム・テンプルが特によく知られているテンプル一家にちなんで付けられたことに、歴史学者も同意しています。
3. Where
Photo Credit: Giuseppe Milo | Flickr
ダブリンはアイルランド共和国の首都で、テンプルバーは街を流れるリフィー川の南岸に位置し、郵便番号はDublin 2もしくはD2です。
4. When
テンプルバーはダブリンのもっとも古い地区の一つで、1673年の地図に載ったのが最初の登場です。1600年代前半からよく知られている場所で、トリニティ・カレッジの学長などの高名なダブリン市民が住んでいた地区だったことを歴史文書が示しています。
5. Who
テンプルバーには、かなりの数の著名な住人や旅行者がいます。バイキングの影響はいまだにこの地区に残っていますし、ジェイムズ・ジョイスなどの作家は、壮大な小説「ユリシーズ」の中でテンプルバーの通りと意外な事柄に敬意を表しています。
6. Past
ダブリンのもっとも有名な歴史的侵略者がバイキングであることはまぎれも無い事実で、近代都市の基盤にも大きく影響しています。彼らの影響をもう少し詳しく知りたい場合には、地元の歴史家ショーン・マーフィーによるオンライン出版物を読むことができます。バイキングと古代スカンジナビアの歴史と文化が、9世紀中頃から1100年代と1200年代にかけて浸透しました。その後、1170年にはアングロ・ノルマン人がこの街を占領し、北欧ゲール人の歴史の上にアングロ・ノルマン人の本拠地を築きました。
この時から、川沿いにある石畳のテンプルバーは、家や庭のある住宅地として繁栄してきました。18世紀から19世紀の工業化で、住宅や公式な市の建物に加えて倉庫や大きなレンガの建物が建築され、労働者に供給するためのバーや居酒屋ができました。
7. Present
現在のテンプルバーは、過去と現在をつなぐ地域として、その歴史と建築様式によって主な観光地となっています。同時に、住民たちの活発な中心地であり、新しいビジネス、ブティック、有名な劇場の拠点でもあります。そして、アイルランド証券取引所の所在地ですから、重要な金融と行政機関の建物もいくつかあります。
8. Sights
Photo Credit: Heather R | Flickr
Meeting House Square
テンプルバーでもっとも人々が集まる場所として有名な広場です。昔はクエーカー教徒の重要な集会場所でしたが、今も人々を結び付ける力を持っていて、暖かい季節には、映画上映会や文化的なお祝いごとが行われます。
Cow’s Lane
ブティックと、ファッションとデザインの市が毎週土曜日と日曜日に行われるカウズ・レーン・マーケットの拠点です。
The National Photographic Archive
ミーティング・ハウス・スクエアにある、古くからのダブリンを垣間見ることができる素晴らしい芸術と文化のスポットです。Cuture Box とIrish Film Instituteをチェックするのも忘れないでくださいね。
The Old City
テンプルバーの一連の石畳の道に対する地元の呼び方で、コーヒーショップや、古着屋から刺青の店まで、さまざまな新しいビジネスの拠点です。雨の日にも、買い物や食べ歩きで楽しく過ごすのにうってつけです。
Temple Bar Markets
この地域の歴史が、ダブリンでもっとも興味深い市場の存在を保証してくれています。毎週土曜日には、テンプルバー・フード・マーケットが開催されます。この地域のマーケットについて、古本市や新進デザイナーの催しなどの、もっと詳しい情報が知りたい方は、こちらをご覧ください。
9. Snacks
テンプルバーのような文化的拠点に期待するように、ここには飲んだり食べたりする素晴らしい場所がたくさんあります。
スペイン風の軽食とワインなら、ユースタス通りにあるBar Pintxoを試してみてください。タパスとピンチョスをろうそくの明かりで楽しむことができます。
Photo Credit: William Murphy | Flickr
土曜日の昼間には、テンプルバー・フード・マーケットで、手軽な軽食や素敵なピクニックを楽しむことができます。
Il Baccaroは、この地域で長い歴史を誇るおいしいイタリアンレストランです。
コーヒーが好きなら、エセックス通りの小さいけれど魅力的なthe Joy of Chaは、絶対に行ってみる価値があります。
Photo Credit: William Murphy | Flickr
10. Stage
テンプルバーのガイドならどれでも、この地域の名物であるたくさんの劇場のレビューが載っているはずです。テンプル・バーには、ヨーロッパーでもっとも古い劇場の一つであるSmock Alley Theaterがあります。この劇場は、1660年代にオープンした初めての屋内劇場で、ロンドンのドルリー・レーン劇場と並んで、今日に至るまで健在です。
同じように有名ですが、規模が小さいのがthe New Theaterで、収容人員66人の会場はこの街でもっとも小さい劇場の一つです。それにもかかわらず、この劇場は、素晴らしいプログラムと、17世紀の建物の一部である美しい会場を誇っています。何が上映されているかをチェックして、楽しんでくださいね!
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Cover Photo Credit: Barnacles Budget Accommodation | Flickr