海外では通じないカタカナ和製英語:車関連


今回は車関連の言葉に注目してみようと思います。特に、海外旅行先でレンタカーをする人は覚えておけば何かあった時にに役立つこと間違いなしです。実は車関連のカタカナ言葉は和製英語だらけだったりするのでとてもややこしいですよ。では、さっそく車関連のカタカタ言葉を見てみましょう。

※今回ご紹介するのは、アメリカ英語での言い方になります。

ハンドル – steering wheel

何がややこしいって、車関連の用語は全て英語っぽく聞こえるところです。ハンドルだってハンドリングからきてるのかな?と思えてしまうくらい英語っぽい言い方。でも、車のハンドルは英語だとsteering wheelと言います。steerという単語が操舵するという意味になります。ちなみに、自転車のハンドルはまた別の言い方があり、こちらはhandlebarです。

カーナビ – GPS

最近はスマートフォンについている地図機能で代用している人も多いかもしれない、カーナビ。初めて行く場所でもこれさえあれば安心ですよね。実はそんな便利なカーナビも和製英語です。これは英語のcar navigation systemをなんでも略してしまう日本では短くしてカーナビと呼ばれるようになったのでしょう。ただ、アメリカではGPSという人のほうが圧倒的に多いです。スマホの位置情報なんかにも使われるGPSと同じですね。

バックミラー – rear-view mirror

後ろを見るんだからバックミラーでしょ?と思った人は残念ながら間違いです。後ろという意味のrearの入ったrear-view mirrorと言います。

クラクション – horn

動物の角という意味で使用されるhornが、車のクラクションの英語名でもあります。日本で使われるクラクションを意味する英語のklaxonは存在はしますが、こちらは商標名になるので一般的にはhornと呼ばれます。honk a hornでクラクションを鳴らすといった意味になります。

フロントガラス – windshield

前にあるガラスということで、フロントガラスも正しい言い方のように聞こえますが…英語だと風よけという意味になるwindshieldと呼ばれます。どんなに綺麗な発音でfront glassといっても通じませんのでご注意を。

サイドブレーキ – emergency brake, hand brake, parking brake

ややこしいですが、サイドブレーキはアメリカでは3通りの呼び方があります。車を運転する方ならイメージしやすいかと思いますが、緊急時に使うemergency brake, 手でブレーキをかけるhand brake, 駐車するときに使うparking brakeと、どれもすべてサイドブレーキの正しい呼び方になります。

ナンバープレート – license plate

車の前後に必ずついているナンバープレート。イギリス英語では日本と同じくnumber plateで通じますが、アメリカではlicense plateです。アメリカのナンバープレートはお金を払えばアルファベットと数字など自分で好きなものを選び自由につけることができます。州ごとにナンバープレートのデザインが異なり、ハワイはレインボー、ユタ州はアーチーズ国立公園のデリケートアーチ、サウスダコタ州はマウントラッシュモアが描かれていたりと、思わず50州すべてをコレクションしたくなってしまうほど。

以上、車関連の和製英語でした。これで次のハワイ旅行でレンタカーする時はばっちりでしょうか? レンタカーをしたあとによらなくてはいけない、ガソリンスタンド…これも間違った言い方ですね、正しくはgas stationによるのも忘れないようにしてくださいね。

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