イギリス生活:あるイタリア人の英語の訛りの問題
英語の訛り “Accents” というものは英語を学習するうえでとても厄介なものです。おもな理由は、訛りが強すぎると私が初めてスコットランド訛りを理解しようとしたときのように、たくさんの誤解を招くことがあるからです。とにかく、あまりうまくいかなかったとだけ言っておきましょう。
訛りは、誰が聞いているのかによって受け取り方も違います。私は、いくつかの訛りは、ほかのものよりも印象が残りにくいと感じました。訛りによっては、魅力的に聞こえたり、おかしかったり、聞いているのが少々苦痛なことさえあります。けれども私は、新しい言語を学んで海外生活をしている間に、話している人の訛りを聞くだけで、その人の出身地を看破するという便利なスキルを習得することができました。
【訛りの不利な点】
訛りのよいところは、それが独特のものだからですが、正直なところ、訛りに共通する部分が少ない誰かの英語を理解しようとするときには、不利な点にもなり得ます。私は、自分が働いているパブで数えきれないほどの間違った飲み物を注いでしまったり、大企業との長時間に渡る電話を何度も我慢したり、海外旅行で間違った電車の切符を買ってしまった後で、私がどれだけ英語をわかるようになったとしても、こういう問題はいつでもついて回るのだと悟ったのです。
【独特な訛り】
色々な訛りは、英語を理解する妨げになっているのと同時に、各自に独特な音を与えてくれるものでもあります。私は英語を勉強することによって、単純な‘water’という単語でさえ、無数に発音のしかたがあると知りました。
世界がますます身近になり、英語がもっと広く使われるようになったので、ロンドンの混雑した通りを散歩しながら、世界中の色々なところからきている人に、“Where is your accent from?” と聞くだけで会話を始めることができるようになりました。
Costanza Pasqua
Photo Credit: Nikos Koutoulas | Flickr