【食べ物編】イギリスとアメリカで意味の異なる英単語
イギリス英語とアメリカ英語の違いは奥深いものです。
発音やボキャブラリーのちょっとした違いなら、ほとんど混乱を招くことはありませんが、場合によっては単語がひとつ違うだけで混乱が起こることもあります。
今回は、そういった間違いを避けるために、イギリスとアメリカで異なる食べ物に関する英語トップ5をご紹介します。
1. biscuit
アメリカでcookieとよばれるお菓子は、イギリスではbiscuitと呼びます。アメリカでbiscuitは柔らかいパン生地で作られ、グレイビーソースと呼ばれるロースト料理などに使われるソースと一緒に出されることが多い塩味の料理のことを指します。
この組み合わせはイギリスのbiscuitでは絶対に無理ですよね!
2. chips
アメリカでa bag of chipsを注文すれば、日本でいうポテトチップスが出てきます。イギリスのchipsは、アメリカでfriesとよばれている厚切りにして揚げたポテトのことを指します。
イギリスでアメリカのchips(ポテトチップ)が欲しい場合はcrispsを注文しましょう。
3. sorbet / sherbet
日本ではシャーベットとして知られる、フルーツなどで甘味をつけた爽やかなデザートのことです。
アメリカ人はsherbetとよびますが、イギリス人はsorbetと発音が異なりますのでお間違いないよう。
4. courgette / zucchini
この二つの単語はどちらも外来語ですが同じ意味です。カボチャの仲間で皮が緑色の野菜です。
イギリス人はフランスからの借用語であるcourgetteを使い、アメリカ人はイタリアからの借用語のzucchiniを使います。
5. fish fingers / fish sticks
日本でいうミニ魚フライ。魚を細長い切ってパン粉や衣で覆った食べものです。
イギリス人はfish fingers、アメリカ人はfish sticksとよぶのですが、アメリカのほうが理にかなっていますね。
この5つの英単語は、ごくごく定番のイギリスとアメリカの食に関する単語の違いにすぎませんが、ほかに何か思いつきますか?
ぜひ下のコメント欄からイギリスとアメリカで異なった意味を持つ食べ物に関する英語表現を教えてください!