今日から使える!オフィス英語8つ


職場という独特な環境の中では、そこでしか使われない職場特有のオフィス英語が生まれることが多くあります。

今回は、英語環境の職場で働いている方ならばよく耳にしているであろう単語やフレーズなど、実践できる英語をいくつかご紹介したいと思います。

1. Water-cooler chat

最近の職場では、職員用に冷水機が設置されていることが珍しくありません。ふと、乾いた喉を潤したくなった時に、その場で偶然鉢合わせた同僚達と少し立ち話を…なんて光景は良くありますよね。

そこから生まれたのが、『冷水機の周りで行われる井戸端会議』を意味するこのフレーズです。主に社内のうわさ話や、昨晩の連続ドラマについてなど、些細な事柄が会話のネタになることが多いようです。

2. Close of play

メールやSMSではCOPと略されることが多いこのフレーズは、『本日中に(仕事を仕上げてくれないか)』という意味で使用されます。“End of
play(EOP)”とも言われることがありますが、では何故、単純に“by the end of today”と言わないのでしょうか?

本来、“close of play”とはクリケットなどで使用されるスポーツ用語です。少しでも職場の雰囲気を和ませたいという意味合いも含め、上司の方々は敢えてCOPを使われたりするのかもしれませんね。

3. Annual leave

最近までは休暇をとるという行為を単純に“go on holiday”と言っていましたが、これではプロフェッショナリズムに欠けるという理由で生まれたのがこのオフィス英語です。夏休みで出社していない時などに、“period ofannual leave”という表現を使用する(メールの自動返信などで)のが一般的です。

4. Hard copy

電子コピー(soft copy)ではなく、紙に印刷した書類などを“hard copy”と言います。

現代では多くの書類やファイルがネット上で作成されたり共有されるようになり、わざわざ印刷する必要性がなくなってきています。時間と労力の削減はもちろん、環境配慮の面でも便利になりましたが、それでもまだ紙に印刷された書類や冊子などが必要である時もありますよね。

5.Think outside the box

職場の誰かに“think outside the box”と頼まれた時に、「一体どこに何の箱があるのか?」と思われてしまったことはありませんか?

これは思考の枠組みに縛られずに、想像力を駆使して新しい解決策や斬新なアイデアを発案して欲しい、という意味で使用されるフレーズです。“Think outside the box”を常に実践できる職員は、上司に重宝されたりするのではないでしょうか。

6. Brainstorming

上記の表現の他に、似たような意味合いで“brainstorming”という用語が使われることもあります。主にグループ討論等を通してアイデアを生み出し、問題の解決策を導き出す作業のことを指します。

この手法は1939年に広告業界の重役であったアレックス・F・オズボーン氏が生みだしたとされています。当時、個々ではなかなか画期的なアイデアを提出できなかった職員らを集めグループで意見交換をさせてみた結果、より多くの名案が飛び交い、業績も好転し向上したとのことです。

7. Desk jockey

これは“disc jockey(DJ) ”という用語に掛けた駄洒落です。おそらく皆さんも今、このブログを読みながら“desk jockey”と化していることでしょう。

DJが次から次へとレコードをかけるように、社員食堂で短時間の間にサラダを食べつつコーヒーを飲み干し、パソコンで大量のメールをチェックをし、電話をし、ネットで記事を読んだり…と、目まぐるしく過ごされていませんか?

8. USP

“Unique Selling Point”又は“Unique Selling Proposition”の略で、「独自の売り」という意味のフレーズです。元々はマーケティング業界のみで使用されていた専門用語でしたが、1940年代頃からオフィス英語として幅広く使用されるようになりました。

独自の明確かつユニークな「売り」のある商品(USPのある商品)ならば、消費者の心を掴むことができ、次の大ヒット商品になりかねません。

以上、今日から早速使えるオフィス英語をまとめてみました!

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