英語プレゼンを乗り切る!抑えておきたい5つの基本


いくらビジネス英語がうまい人でも、ただ話すのがうまいだけではプレゼンをするには不十分です。最近のプレゼンは、上手く話すのと同じように見た目もよいことが期待されていますから、たいていの場合はスライドを用意しなくてはいけません。今回は、あなたが次回の英語のプレゼンで大成功するための5つのコツをご紹介しましょう。

1. 簡潔にまとめる

スライドが複雑になりすぎないようにしましょう。わかりにくい場合には、聴衆はプレゼンの内容を聴くことよりも、スライドを理解することに注意を払うことになってしまいます。プレゼンを表示するための大規模なスクリーンがあったとしても、一画面にあまりにも多くの文章が詰め込まれていたら読むのは難しいですからね。それに、画面を読むことに忙しいと、話している内容が耳に入りにくくなります。不必要な情報はスライドから削除して、一度に一つずつ箇条書きで発表するようにしましょう。もっと細かく説明したいときには、別のスライドに分けたり、グラフや画像を使って説明するようにしましょう。

2. 首尾一貫を心がける

アニメーションや、人目を引くフォントは、気が散る原因にならない程度であればプレゼンのスライドの見栄えをよくしてくれます。箇条書きの部分にアニメーションを使用する場合は、一つのタイプに絞りましょう。見出しに人目を引くフォントを使う場合には、どのスライドでも同じフォントを使ってください。そして、色を使いたいときには一貫した使い方にしてください。はっきりわかる作用があるとき以外に突然色を変えると気が散りますし、聴衆の注意を自分が説明していることから遠ざけてしまうことになります。

3. 質問する

スライドに質問を書くことは、聴衆をプレゼンに引き込むよい方法です。質問をスライドの見出しにして、その下に箇条書きにして答えを説明してもいいですし、一画面に複数の質問が書いてある場合には、言葉で答えを説明しながら聴衆を参加させるようにするのもいいでしょう。

4. キャッチフレーズを使う

プレゼンで使うキャッチフレーズとは、企業の標語のような感じの覚えやすい短い言葉のことです。主要なポイントごとに覚えやすいフレーズを考えて、各ポイントの話し始めや、締めくくりにそのキャッチフレーズを使って、聴衆が話を覚えやすいようにしましょう。

5. 上手くまとめる

聴衆が覚えやすいように、最後のスライドには話した内容の重要点を書くようにしましょう。このプレゼンの最重要点のことを、英語で「take-away point」とよぶ人もいます。最重要点は、聴衆が覚えやすいシンプルな言葉で最後のスライドに書いてください。こうすることで、聴衆はプレゼン内容を効果的に理解することができるのです。

さあ、これであなたも素晴らしいプレゼンのスライドを英語で作るコツがわかりましたから、後は練習あるのみですね!