2013年:今年使える経済英語
未来のことを予言するのは常に難しいですよね。
「世界の終わり」は2012年12月にやってくると予言されていましたが、ありがたいことに人々の予言は間違っていて、世界は終わりませんでした。
予言することは難しいですが、今年は何が起きるか?と考えるのは、いつでも楽しいものです。ここでは私が予測する、2013年の重要な経済英語をご紹介しましょう。
Fiscal cliff
‐今年アメリカで発表された金融政策の効果予測から生まれた言葉です。「Fiscal」は「お金に関係すること」で、「cliff」は土地が突然なくなっている場所のことです。つまり、経済学者はアメリカ経済のグラフは急落した崖のようだと予測したのです。
Recession
‐これは経済停滞の時期を意味しています。複数の専門家は、特にヨーロッパで2013年もrecessionは続くと予測しています。
Rebound
‐「立ち直る」という意味で、多くの専門家がアメリカ経済は立ち直り、今年の後半に特に持ち直してくるとだろうと予測しています。
Energy independence
‐オバマ大統領は、複数のEU代表たちのようにenergy independenceについて、何度も演説してきました。これは、他国に頼らずにエネルギーや発電所で使う原料を自国で調達するという意味です。これは今年も引き続き重要な表現だと思われます。
Renewable energy
‐風や太陽や水力発電(タービンで水を動かして得るエネルギー)のような枯渇しないエネルギー資源のことです。燃料費が値上げされると、今年はよりrenewable energyが重要になり、世界中で異常気象が発生すると、自分たちが使っているエネルギーはどこから来ているのか、より理解が必要です。
Augmented reality
‐「augment」は「拡張される」ことを意味し、「augmented reality」(拡張現実)は、アプリや現代の技術が現在私たちが経験していることよりも、さらに拡張された経験をさせてくれること。例えば、携帯で空を見上げながら、星の名前を教えてくれるアプリや、自分のいる場所の近くにあるおいしいレストランを教えてくれるアプリなどがあります。携帯端末の技術は、より良く、より早く、より安くなり、多くの人々がこうしたアプリを利用するようになるでしょう。そして、アプリは私たちの生活の中でかつて無いほどの大きな役割を果たしていくでしょう。今年の終わりにはみんなGoogle goggles を身につけているかもしれませんね!
あなたは残りの2013年をどう予測しますか?今年のニュースでどんな英語の言葉が重要になってくると思いますか?
image: USFWS Mountain Prairie